【高校生の時の初診から2件目の病院まで、受診していない期間が7年2か月間(双極性感情障害)】

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精神的なご病気『双極性障害』

【高校生の時の初診から2件目の病院まで、受診していない期間が7年2か月間】

◆ ご病名 双極性感情障害 30代女性

高校生の時に初診あり。しかし、既にカルテはなし(日付入りの薬の明細は残っていた)。高校卒業後、正社員での仕事を経験するも再び体調を壊し、前回受診から7年2か月後に別の病院を受診。以後、転院しつつ病院受診を継続していた。なかなか社会復帰の目途が立たず、可能であれば遡及請求もしたいとのことで、通院先のソーシャルワーカーさんからの紹介でご連絡。

◆結果 事後重症 障害基礎年金2級決定

最初の病院でも、7年2か月後の病院の時期でも、いずれも基礎年金での請求になりましたが、7年2か月の間を社会的治癒として認め、2件目での病院を初診日として認めてもらい認定日請求をしたいというのがご本人のご希望でした。
しかし、障害認定日頃の前後を通して受診歴はほとんどなかったため、医療機関とも何度もやり取りをし、認定日診断書をご記入いただくことは不可能であることがわかりました。ご本人ともたくさんたくさんお話をして、最終的には、ご納得の上、事後重症での請求、決定となりました。
もちろん、認定日請求が可能なのであれば出来る限りご希望に沿った請求ができるように頑張りますが、どうしてもできない場合は、必ずご納得がいくまでお話し合いをします。
ご依頼者様がわからないままに請求が独り歩きしないようにご報告と話し合いを大切にしています。