【小~高まで全て普通学級卒 49歳まで病院受診歴無しの中度知的障害(中度知的障害)】

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精神的なご病気『知的障害・発達障害』

【小~高まで全て普通学級卒 49歳まで病院受診歴無しの中度知的障害】

◆ご病名 中度知的障害 40代女性

ご両親が娘の障害を隠したいという思いから学校はずっと無理をして普通学級に通学。高校卒業後、数か月のアルバイトを経験するも30年以上家で何もせずに過ごしていた。
ご両親に介護が必要な状況になり、親族が自宅内の惨状を初めて知る。
介護認定等に関わった区役所の方の計らいで49歳にして初めて中度知的障害と認定をされ療育手帳を取得。区役所の介護担当者からご本人の様子から障害年金に該当するのではないかということで弊所にご連絡。

◆結果 事後重症 障害基礎年金級決定

高齢のご両親様は既に認知能力がほとんどなく、ご本人も過去の記憶が曖昧で幼少期のことはほとんど詳細不明でしたが、唯一、まだご両親様がお話できる状態の時に付き添って検査をした数年前の療育手帳を取得した際の内容(知的障害者更生相談所)の情報があれば少しでも状況がわかるのではないかと調べました。
また、最近の状況や病院予約は、協力いただいていたご親戚様にお願いしました。

◆ポイント

医療機関を受診したことがなくても、知的障害をお持ちの方は初診日が生年月日となるため、現在の症状を反映した診断書を医師に書いてもらえれば初診から1年6ヶ月を待たなくても診断書を記載いただいて請求ができます。

※悲しいことに、時代背景として、昔は知的障害等を隠さなければと、どこにも相談せずにずっと家に息子(娘)を閉じ込めるように生活をしていたという話も少なくないです。そして、ご高齢のご両親の病気等で初めて中高年の方の発達や知的の問題が発覚するのです。特に最近、この手の問い合わせが増えている気がします。こういったケースは、障害年金だけに留まらず、その後の生活の支援、いろいろな機関、専門家の対応が必要になる場合もありますため、まずはどんなところでもいいです。ご家族だけで抱えず、どこかにご連絡をしてください。私も、少しでも必要な機関に繋げられるよう対応致します。