事例実績

弊所での手続きについて、依頼者様から許可をいただいた事例のみ、公表できる範囲で順次掲載させていただいております。それぞれの事例の中から、具体的にどのように申請したか、どのような調整があるかなど簡潔にですがまとめてありますので、ご自身やご家族様のご病名と同様の事例があった時は、参考にしていただければ幸いです。

なお、皆様、自分達と同じような病気の方々の今後の請求に役立ってもらえればと、個人情報に触れない範囲の掲載を快諾していただいておりますので、どうぞそのお気持ちを大切に、ご自身やご家族の年金請求の参考以外にこのページの記載内容を使用することなど無いようよろしくお願い申し上げます。

【小~高まで全て普通学級卒 49歳まで病院受診歴無し 中度知的障害】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆中度知的障害 40代女性

ご両親が娘の障害を隠したいという思いから学校はずっと無理をして普通学級に通学。
高校卒業後、数か月のアルバイトを経験するも30年以上家で何もせずに過ごしていた。
ご両親が介護の必要な状況になり、親族が自宅内の惨状を初めて知る。
介護認定等に関わった区役所の方の計らいで49歳にして初めて中度知的障害と認定をされ療育手帳を取得。

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上記の流れから、区役所の介護担当者からご本人の様子から障害年金に該当するのではないかということで弊所にご連絡いただきました。
区役所の方及びご親族の方のお話から、

1 中度知的障害のため20歳前傷病であり障害基礎年金での請求となる。
2 医療機関の受診歴はないが、知的障害なので初診日は生年月日となり、障害認定日の問題(初診から1年6ヶ月経過しているかどうか)はない。
3 高齢のご両親様は既に認知能力がほとんどなく、ご本人も過去の記憶が曖昧で幼少期のことは詳細不明であったが、療育手帳を取得した際の内容を入手できるのではないか。

ということがわかりました。
そこで療育手帳を取得した機関にご協力いただき、その時点ではまだご両親様からお話を聞くことができたとのことでしたので細かい情報の開示をお願いしました。
また、あわせてご親族様には病院に電話をして、受診の予約を取っていただきました。

結果 事後重症で障害基礎年金2級が決定!

医療機関を受診したことがなくても、知的障害をお持ちの方は初診日が生年月日となるため、診断書を的確に医師に書いてもらえれば初診から1年6ヶ月を待たなくても診断書を記載いただいて請求ができます。

悲しいことに、時代背景として、昔は知的障害等を隠さなければと、どこにも相談せずにずっと家に息子(娘)を閉じ込めるように生活をしていたという話も少なくないです。そして、ご高齢のご両親の病気等で初めて中高年の方の発達や知的の問題が発覚するのです。特に最近、この手の問い合わせが増えている気がします。

こういったケースは、障害年金だけに留まらず、その後の生活の支援、いろいろな機関、専門家の対応が必要になる場合もありますため、まずはどんなところでもいいですので、ご家族だけで抱えず、どこかにご連絡をしてください。
私も障害年金等の私ができることは対応しますし、その他、少しでも必要な機関に繋げられるよう対応致します。

【脳血管疾患1年6ヶ月経過を待たず初診から6ヶ月経過後症状固定日を障害認定日とし認定日決定!】
障害基礎年金 (1年6ヶ月より前の)障害認定日で2級決定◆脳梗塞 30代女性


国民年金期間に脳梗塞を発症。
ご連絡いただいた時点で初診から1年6か月未満。
1年6ヶ月経ったら障害基礎年金の請求をしたい。

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上記の流れで、相談室の方からのご紹介でお話を伺いました。
ご本人及び相談室の方のお話から

1 脳梗塞のため、初診から1年6ヶ月経過していなくても、初診から6ヶ月経過後であって医師が症状固定と認めた場合はその日を障害認定日と出来る可能性がある。
2 障害者手帳を最初取得した時は2級、1年3ヶ月経過したところで症状固定で1級に変更となり、その時に「永久認定」となっている。
3 初診から現在まで1つの病院である。

ということがわかりました。
そこで病院担当者に掛け合い、初診から6ヶ月経過し、医師が症状固定と認めたであろう1年3ヵ月目の診断書を取れるかどうか確認しました。
医師の判断により、永久認定であるのでこの時点で症状固定であるとした診断書を記載していただけました。

結果 1年3ヶ月目のところを障害認定日として障害基礎年金2級が決定!

医療機関を転院してる場合など、初診の状態から現在までの途中経過がわからないから、途中段階では症状固定とは言えないという返事をいただいてしまう場合もあるかとは思いますが、上記のように1つの医療機関であって、悪化してから症状固定として1級になり再取得、その時に「永久認定」となっているのであれば、そこが症状固定であると十分に主張できることがあります。
ご本人及び相談室の方は、最初の段階では「まだ1年6ヶ月経っていないんですけど~」と遠慮気味にご連絡をして下さいました。

しかし、結果的に3ヶ月分ですが年金額も多く、早く申請できたので、障害を抱えながらも自立に向けての一歩を早く踏み出せたとおっしゃっていただけました。
全てのケースが当てはまるとは言えませんが、脳血管疾患の場合は、特例の障害認定日が該当する場合もあるので、早めにご相談下さい。

【中学生の時、児童相談所で判定を受けたきり病院受診歴なし】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆軽度知的障害 広汎性発達障害 20代男性


両親とはほとんど連絡取れず。
ご本人も過去の記憶が曖昧で幼少期の頃や児童相談所に行った経緯もよくわからず・・・
中学生の時、児童相談所で「精神遅滞軽度、被虐待児、広汎性発達障害」と判定を受けたというが、詳細不明。
その後一切病院にもかからず、20歳を超えたため、現在は養護園を卒園している。

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養護園卒園後になんとか働いていた職場を辞めてしまい、ご本人と知人で弊所のHPを見つけてくださり、障害年金請求をしたいが何をどうしたらいいかさっぱりわからないとのご連絡をいただきました。

ご本人のお話から、

1 軽度知的障害のため20歳前傷病であり障害基礎年金での請求となる。
2 医療機関の受診歴はないが、知的障害なので初診日は生年月日となり、障害認定日の問題(初診から1年6ヶ月経過しているかどうか)はない。
3 被虐待児で小学生の頃から養護園で生活していたことから、ここで何か記録があるかもしれない。

ということがわかりました。
そこで養護園の園長にご協力いただき、幼少期から学生までの様子、児童相談所への経緯を伺いました。
また、児童相談所でも判定の記録を入手できましたので、細かな心理データを入手できました。
あわせてご本人には病院に電話をして、受診の予約を取っていただきました。

結果 事後重症で障害基礎年金2級が決定!

医療機関を受診したことがなくても、知的障害をお持ちの方は初診日が生年月日となるため、診断書を的確に医師に書いてもらえれば初診から1年6ヶ月を待たなくても診断書を記載いただいて請求ができます。
また、過程の事情等でご両親からお話を聞けない、ご自身もなんだかの理由で記憶がほとんどない、思うように話せない、など諸事情がある場合、なんとか糸口を探しなら対応させていいただきます。
まずはご相談ください。

【再発した乳癌の障害年金事例】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆乳癌 30代女性


約6年程前にしこりを感じて自らクリニックを受診したところ、乳癌と診断をされ、すぐに当時住んでいた地域のがんセンターを受診。
同院で手術を受け、抗がん剤治療、放射線治療を受けている間は非常に体調が悪かったが、一旦一通りの治療が終わった頃、体調は元通りに近いくらい回復した。
治療が一段落した頃、引っ越しが決まったが、あまりに調子が良かったために、引っ越しを機会にしばらく受診を休んでいた。

約2年弱、通院していない期間があった後、なんとなく引っ越し先で経過観察を再開した1年後に再発が判明。
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受診していない期間が2年弱。
いわゆる寛解とは言えない状態であったが、その間普通に就労はしていた。
最初の受診の時は国民年金の被保険者。引っ越し先で新たに受診した時は、厚生年金の被保険者であった。

1 再発がわかった病院の初診日であれば厚生年金で請求ができる。
2 しかし、受診していない期間はわずか2年弱。また、医師から寛解と言われて受診しなかったわけではなく、引っ越しを機に自ら受診を中断していた。
3 年金事務所では、3級程度と言われていたため、厚生年金での請求ができないと年金受給ができないとご本人が思っていらした。(←弊所にいらしていただいた時)
ご本人は「自分は3級程度だから」と思い込んでいらっしゃいましたが、よくよく細かな治療や状況を聞くと、ひょっとして2級程度に該当するのでは?と思われました。
また、受診してない期間も短かったことから、受診していない期間だけをもって社会的治癒を認めてもらうことは難しいと考え、まずは医師に医学的初発の乳癌と後発の乳癌に因果関係があるのかどうかということを確認したところ、「因果関係はある」とのことでしたので、最初に違和感があって受診したクリニックを初診として障害基礎年金で請求をしました。

結果 初診日は最初のクリニックで認められ、事後重症で障害基礎年金2級が決定!

障害基礎年金と障害厚生年金では、確かに金額も変わりますし、障害基礎年金には3級が無いのでなんとしても厚生年金の時の初診日にしなければと思われるのもわかるのですが、がんも場合によっては、基礎年金で2級がつくこともあります。

また、医学的に因果関係があると医師が認めている場合には、そこで無理に再発時を初診とせず、素直に最初のクリニックを初診にして請求した方がよいです。
このケースでは、程度をしっかり反映した診断書を医師に記入してもらい、申立書もしっかりと構築しました。
そうしたことで思っていたよりもとても早く(2ヶ月程度)で2級が決定しました。

無理に厚生年金にこだわって前に進めないより、やりようのある方法で請求をした方が、良い結果に繋がることもあります。
まずはご相談ください。

【精神疾患の社会的治癒が3年9ヵ月で認められた事例!】
障害厚生(共済)年金 事後重症2級決定◆反復性うつ病 30代女性


大学生の頃、気分の落ち込み、朝起きられない等の症状で学内の心療内科を受診。
起立性調節障害とうつ状態と診断をされ、在学中は服薬を継続。
就職を機に引っ越しをし、一度地元の心療内科を受診するも特段の体調の悪さも無かったことから1回で終診。
以後、3年9ヵ月間、全く病院の受診もなく、フルタイム勤務を継続。その間スキルアップのための転職もした。

前回精神科を受診してから3年9ヵ月間経過後、職場の人間関係のトラブル、嫌がらせなどで強い落ち込みなどがあらわれ、病院を受診。
この時「うつ病」と診断をされる。
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過去の精神科受診のところを初診とすると大学生であったため基礎年金となるケースでした。
このケースをまとめると、

1 最初の病院での、病名は起立性調節障害とうつ状態であって、しばらくは服薬等を行ない、その後、別の病院に1回のみ受診していること
2 その後は、全く問題なく通院も服薬もせず、3年9か月間フルタイム勤務をこなしていたこと
3 3年9ヵ月の間、仕事に励み、スキルアップの転職までしていたこと
などから、社会的治癒を申し立てることにしました。

結果 社会的治癒が認められ、初診日は公務員の時となったため、事後重症で障害厚生(共済)年金2級が決定!

基礎年金と厚生(共済)年金では、同じ2級でも金額がかなり変わります。
厚生年金で2級がついたことで、気持ちに余裕ができ、次のことも少し考えられそうですと喜んでいただけました。

全ての事例を当てはめることはできませんが、社会的治癒を十分に主張できるケースもあります。
まずはご相談ください。

【労災、第三者行為災害、傷病手当金、障害厚生年金、すべてが絡んだ請求!】
障害厚生年金2級決定◆脳脊髄液減少症 50代女性


通勤途中の交通事故後、ケガについては労災として認められている。
労災の給付について、既にケガは症状固定で終了。
一度、職場復帰するも、原因不明の体調不良に悩まされ、いくつかの病院受診後、上記傷病名を診断される。
現在は休職中で傷病手当金を数か月前まで受給していた。
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労災給付と障害厚生年金は併給できますが、その場合、障害厚生年金が全額支払われ、労災が一部減額されます。
しかし、この方の場合は、既に労災給付が終了していたので、労災との併給調整とはなりませんでした。
また、傷病手当金と障害厚生年金については、同一傷病であれば併給の調整となります。
その場合、まず、障害厚生年金が満額支給され、傷病手当金の方が額が多い場合は、傷病手当金から差額分が支給されます。
この方の場合、遡って決定がされたため、数か月間傷病手当金と障害厚生年金を受給する月が被り、その部分は健康保険側に返還することとなりました。

結果 障害認定日に障害厚生年金2級が決定!

年金受給が決まり、これでゆっくりと職場復帰に向けて療養できると喜んでいただけました。

こういった返還があるケースは、時々見受けられますが、年金機構側から支給された額をそのまま(被っている部分だけ)健康保険側に支払うだけなので、本人に新たな持ち出しがあるわけではありません。
とはいえ、一旦もらえると思っていたものを返還するのはちょっと嫌ですよね。
こういった複雑に制度が入り組んでいる請求の場合は、事前に専門家等に相談をして、ざっくりでも「何がどうなったらどうするのか?」確認しながら進めることをお勧めします。
「この場合はこうしよう」「そうなったらああしよう」いくつもの選択肢を持ちながら行動するだけで、病を抱えながらの不安なお気持ちも少し落ち着くのではないでしょうか。

【遷延性意識障害での請求!】
障害基礎年金1級決定◆蘇生後脳症 遷延性意識障害 20代男性


先天性水頭症等あり。通院を続けながらも中学校1年生までは通常通りの生活を送る。
しかし、12歳の頃、けいれん、心停止となり、蘇生後、遷延性意識障害と診断をされる。
気管切開、人工呼吸器、胃瘻。
現在は、家族の強い思いもあり、在宅にて療養中。
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遷延性意識障害とは、

疾病・外傷により種々の治療にもかかわらず、3か月以上にわたる
①自力移動不能
②自力摂食不能
③糞便失禁状態
④意味のある発語不能
⑤簡単な従命以上の意思疎通不能
⑥追視あるいは認識不能の6項目を満たす状態にあるものをいう
(脳神経外科学会1976)

とあります。

上記6つのすべての項目に当てはまり、初めて遷延性意識障害とみなされるので
起き上がることができない、会話ができないといっただけでは、認められません。
この方の場合は、先天性の疾患であり、20歳前傷病での請求なので、障害認定日は20歳に達する日(20歳の誕生日の前日)になるので、20歳に達する日を待って請求しました。

結果 障害認定日(20歳に達する日)に障害基礎年金1級が決定!

ご家族様は、日々、ご自身の仕事と介護で時間に追われており、面倒な手続きを全て任せられて良かったとおっしゃっていただけました。

障害年金制度では、初診日から1年6か月を経過した日を障害認定日とし、この認定日が過ぎないと障害年金の請求ができませんが、1年6ヶ月を待たなくても請求ができる特例がいくつかあります。
その一つが、医師に遷延性意識障害であると診断をされた場合です。
この場合、初診日から1年6か月を経過していなくても請求できます。

※障害年金制度において、遷延性意識障害の程度を認定する時期は、「その障害の状態に至った日から起算して3月を経過した日以後に、医学的観点から、機能回復がほとんど望めないと認められるとき(初診日から起算して1年6月を超える場合を除く。)」とされており、遷延性意識障害と言われてから3か月経過ではありませんのでご注意ください。曖昧に書かれている記事も多いので、ご不明点がある場合はお問合せ下さい。

【20歳の誕生日を待って請求!】
障害基礎年金2級決定◆自閉スペクトラム症 軽度知的障害 20代女性


3歳児健診の頃、知的障害を伴う自閉症と診断を受けたが、小学校は教師や周りの協力もあり普通学級で通学。
中学校から特別支援学級に通い、その後、高等養護学校へ進学。
15歳までは、定期的に児童精神科を受診していたが、その後、医療機関にかかることは無かった。
今般、障害年金請求のために、5年ぶりに受診。。
現在は、就労移行支援事業所で軽作業を行なっている。作業工賃は、月に2千円程度。
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知的障害については、発症日は「生年月日」となり、初診日も診察を受けた時期は関係なく、「生年月日」です。
また、障害認定日は、「20歳に達する日(20歳の誕生日の前日)」となり、診断書としては、この20歳に達する日の前後3か月以内の現症日を記載していただいた診断書が有効になります。
この方のように、知的障害等で特に薬の処方の必要が無い場合は、病院に継続受診をしていないことも多いです。
受診していない期間が長い場合は、場合によっては複数回の受診が必要な場合もありますし、20歳の誕生日頃に受診できるように前もって病院を予約し、近況等をしっかりと医師に伝えることが大切です。
この方の場合、20歳に達する日を待って、予め用意していた書類をすぐに提出し、受理されました。

結果 障害認定日(20歳に達する日)に障害基礎年金2級が決定!

スピーディーに手続きが完了してよかったとおっしゃっていただきました。

20歳の誕生日を待って、すぐに提出することができれば、それだけ早く年金を受給することができます。
診断書は、病院にもよりますが、どんなに急いで書いていただいても、通常は依頼から出来上がりまで、数週間から1ヵ月を要します。
早めのご準備をお勧めします。

【労災との併給調整ありの請求!】
障害厚生年金2級決定◆脳脊髄液減少症 30代男性


交通事故後、起立性頭痛等に悩まされ、知り合いから「脳脊髄液減少症ではないか」と言われる。
複数の病院を受診後、専門の病院で上記診断をされる。
現在、休職中であり、労災休業補償給付を受給中。
今後の見通しを立てるため、障害年金請求を考え、ご連絡いただいた。

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目に見えてわかる傷病ではないだけに、「本当に障害年金の対象になるのか?」
とお尋ねになる方もいらっしゃいますが、「脳脊髄液減少症」は障害年金の対象になります。
が、具体的に数値等で明確に判断される傷病ではないため、このご病気について精通している医師にきちんとご自身の現状を伝えることが大切です。
また、労災給付受給中に障害厚生年金も受給できる場合、障害年金が満額支給され、労災側がその等級によって一定の割合で減額されます。
それらをお伝えした上で、障害厚生年金を請求しました。

結果 障害認定日に障害厚生年金2級が決定!

ご家族様の加算分もついたため、とても安心したと喜んでいただけました。

労災の給付と障害年金の具体的な調整について、
詳しくは、厚生労働省のHPに記載されています。

厚生労働省HPより
障害(補償)年金や遺族(補償)年金などの労災年金と厚生年金の両方を受け取ることはできるのでしょうか。

なかなかわかりづらいかもしれません。
不明点がある場合は、弊所にお問合せ下さい。

【一度不支給を受けてから8ヵ月後に再度請求!】
障害基礎年金2級決定◆注意欠陥多動性障害 30代女性


子どもの頃から生きづらさ、コミュニケーションの不得手を感じていたが特に医療機関にかかることは無かった。
大人になって、人間関係の構築のしづらさから病院を受診し、発達障害を指摘される。
8ヵ月前、ご自身で障害年金請求をするも不支給決定を受ける。
現在は、一般の事業所において、上司からの相当な配慮下で仕事をしている。
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発達障害については、発症日は「生年月日」となりますが、初診日は「初めて医師の診療を受けた日」です。
そのため、大人になって初めて精神の不調で病院を受診し、「発達障害」と診断をされた場合は、
大人になってから「医師の診療を受けた日」を初診日とします。

一度不支給になった理由を書類を見ながら精査し、ご本人にも状況を伺ったところ、
ご本人は医師に抵抗感があり、二次障害としての不安感や気持ちの落ち込みがあること、日常生活の状況等について、主治医にきちんと伝わっていないようでした。
また、最初の年金請求後、病院を転院されたとのことでしたので、現在の医師に日常生活の様子や病状等を的確に診断をしてもらえるまで受診を継続してから診断書を記載してもらいました。
病歴就労状況等申立書にも、日常生活の様子や、相当な配慮下での就労の様子を記載しました。

結果 障害基礎年金2級が決定!

一度不支給になっていたので、決定までとても不安だったようですが、年金が決定したことで、「これからは無理せず体調を一番に考えた生活ができるので、安心した。」と言っていただけました。

一度不支給決定を受けても、次の請求では認められる場合があります。
また、仕事をしているということだけをもって、年金が不支給になるわけではありません。どういった状況下でのお仕事なのかをしっかり記載することが必要です。

【身体的疾患の社会的治癒立証で障害厚生年金での請求!】
障害厚生年金3級決定◆先天性ミオパチー 40代男性


25年前、なんとなくの肩の違和感があり大学病院を受診。
しかし、特に病名をはっきり言われたわけではなく、湿布を処方された。
その後は、仕事もプライベートも忙しくも充実した日々を送り、全く医療機関を受診することはなかった。

20年後、肩から腰に掛けての明らかな違和感、脱力感があらわれ、神経内科を受診。
3件目の病院でやっと病名が特定された。
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25年前の大学病院受診のところを初診とすると学生時代であったため、障害基礎年金になるケースでした。

しかし、
1 「先天性」とつく病名であるが、子供の頃から20歳まではまったく医療機関にかかったこともなく、スポーツもやっていたこと。
2 25年前の大学病院は、病名ははっきりせず「疑い程度」であって、継続した受診には繋がらなかったこと
3 その後、全く問題なくスポーツをしたり、仕事、プライベートも普通に行なっていた期間が20年間あること
から、社会的治癒を申し立てました。

結果 社会的治癒が認められ、障害厚生年金3級が決定!

今回この方は3級の程度ですので、基礎年金での請求だったなら年金受給とはなりませんでしたので、
障害厚生年金での請求が認められ、非常に喜んでいただけました。

「先天性」と言っても、大人になってからの初診日が認められる場合があります。
また、基礎年金での請求か厚生年金での請求かはとても大きな違いすので、
一旦すべての受診歴を見て、本当に社会的治癒を申立てられる事例なのか確認しながら進めることが大切です。
まずはご相談ください。

【子供の頃に症状固定。その後は一部の症状のフォローのみの通院しかしていない状態で請求!】
障害基礎年金1級決定◆二部脊椎症 20代男性


生後6ヶ月頃病名が判明。
幼少期はリハビリに通っていたが、それ以上の改善がみられなかったため終了。

以後は、調子の悪い時や診断書等が必要な時に受診する程度であった。
また、同病のために発生した排尿障害があり、自己導尿フォローのための泌尿器科には継続して受診していた。
終日車椅子移動。
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20歳になったため、障害年金を申請したいということで弊所にご相談いただきました。
まずは、初診の20年前の産院や小児科から調べました。
幼い頃に既に症状固定となっており、大きくなってからは自己導尿フォローのためだけの受診であったため、
ご本人の障害状態を的確に反映する診断書を何科のどこの医師に記載いただくがというところが悩みどころでしたが、
いろいろ事情を伺った結果、ずっとフォローをしてくれている泌尿器科の主治医に記載いただくことが一番良いと考えました。

結果 障害認定日(20歳に達する日)に障害基礎年金1級が決定!

車椅子でも可能な就職が決まり、年金+お給料で生活ができそうだと喜んで下さいました。

原則的には、一つの病名に1枚の診断書を使って提出しますが、一つのご病名でも複数の症状が体にあらわれていることもあり、1枚の診断書では、ご本人の障害状態を的確に反映できない場合もありえます。
そういった時は、1枚の診断書でよいのか、併せて別の様式の診断書にも記入してもらう方がよいのか、検討することをお勧めします。

【精神疾患の社会的治癒の立証で障害認定日請求!】
障害基礎年金2級決定◆統合失調症 40代女性


不眠やなんとなくの気分の落ち込みで精神科を受診。
しかし、病院側から詳しい説明はなにもなく(今回の請求のために入手した書類で初めて「うつ病」との病名が確認)抗うつ剤を出されたが、服薬せず。
本人も精神疾患との認識は全くなく、この時一回の受診で終診。
以後、全く病院の受診もなく、普通にアルバイトやフルタイム勤務を継続。

前回精神科を受診してから7年経過後、人間関係のトラブルから幻聴、幻覚等があらわれ、病院を受診。
この時初めて「統合失調症」と診断をされる。
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過去の精神科受診のところを初診とすると保険料納付要件が満たされず、申請自体ができないケースでした。
とある行政機関では、保険料納付要件が満たされないとしてご本人が相談に行ったときは「無理ですね」と門前払いだったそうです。

しかし、よくよくお話を伺うと、
1 最初の病院での、病名は現在と異なっていて一回の受診のみであること
2 その後、全く問題なく通院も服薬も無く仕事をしていた期間が7年間あること
などから、社会的治癒を申し立てることにしました。

結果 社会的治癒が認められ、障害認定日に障害基礎年金2級が決定!

当初言われた「無理ですね」の一言に諦めなくてよかったと大変喜んでいただけました。

全ての事例を当てはめることはできませんが、社会的治癒を十分に主張できるケースもあります。
まずはご相談ください。

【会社に在籍中で休職している時に請求。】
障害厚生年金3級決定◆乳癌 50代女性


約6年前に乳癌を発症し、手術を受ける。
約3年前に再発し、通院しながら仕事を続けていたが、多発骨転移、肝転移、肺転移が判明し、入院。
入院治療中、知人から障害年金制度のことを聞いた。

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ご入院中でしたので、病院に伺ってお話をお聞きしました。
ご本人は、在籍中は障害年金を受給できないと思っていたとのことでしたが、
障害年金は、会社から報酬を受けていたり、在籍中でも実際のご病状に対して出るものなので受給できる可能性があることをご説明したところ、ぜひやってみたいとのことでしたので、すぐに初診の病院の証明等、書類集めにかかりました。
病院の書類作成の時間3週間弱で、すべての書類を揃えて、ご依頼いただいたその月のうちに提出を完了。

結果 事後重症請求として障害厚生年金3級決定!

年金決定後は、お仕事をお辞めになり、ご自宅で療養なさることになりました。

時々、老齢年金と思い違いをなさって、「年金と給料は同時にもらえない」と思われる方がいらっしゃいますが、
障害年金とお給料は調整されません(20歳前傷病の支給停止事由を除く)。

ご入院中の方の場合、ご希望であれば、病室や病院のデイルーム等でお話を伺うことも可能ですので、お気軽にお申し付けください。

【一旦不支給決定を受けてわずか4ヶ月後に余命宣告】
障害基礎年金2級決定◆胃癌 50代女性


約3年前に胃癌を発症。
癌でも障害年金の対象になることがあると知人に聞き、一旦障害基礎年金を請求したが、程度が軽くて該当しないとして不支給。
不支給決定を受けたわずか4ヶ月後に病状が進行してしまい、医師から余命宣告を受ける。
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もう一度、年金請求をしたいとのことで病床からご連絡を受けました。
ご本人様はとても冷静にご自身の状況を受け止めていらっしゃり、「急がないと間に合わない」と私におっしゃりました。
年金は月単位の受理ですので、「末日」に出すと今月受理扱いで、年金支給が決まった場合は翌月から対象になります。
しかし一日ずれて「1日」に出すとさらに翌月から年金支給の対象になります。
こういった事後重症請求の場合は本当にスピードが大切になります。
この方の件は2週間ですべての書類を揃えて、ご依頼いただいたその月の「30日」に提出が完了しました。

結果 事後重症請求として障害基礎年金2級決定!

残念ながら、翌月にお亡くなりになってしまわれたので、ご遺族の方に1ヶ月分の年金が「未支給年金」として支払われました。
もう少し早くご連絡をいただければ・・・と悔やまれましたが
「30日」に提出を間に合わせることができたことで、1ヶ月分の年金はご遺族様の手に渡り、ご遺族様は「1ヶ月分でも気持ちがありがたい」とおっしゃっていただきました。

がんのように進行性のご病気の場合、どのタイミングで申請するか。
そして、今、申請すると決めたら、スピードが最も大事になります。
まずはご連絡ください。