事例実績

弊所での手続きについて、依頼者様から許可をいただいた事例のみ、公表できる範囲で順次掲載させていただいております。それぞれの事例の中から、具体的にどのように申請したか、どのような調整があるかなど簡潔にですがまとめてありますので、ご自身やご家族様のご病名と同様の事例があった時は、参考にしていただければ幸いです。

なお、皆様、自分達と同じような病気の方々の今後の請求に役立ってもらえればと、個人情報に触れない範囲の掲載を快諾していただいておりますので、どうぞそのお気持ちを大切に、ご自身やご家族の年金請求の参考以外にこのページの記載内容を使用することなど無いようよろしくお願い申し上げます。

※下記、事例実績は、トップ画面のメニューボタンより、ご病名ごとにもまとめられています。

【うつ病で自殺未遂。一度不支給決定を受けるも審査請求で1級が決定!!】
障害基礎年金 障害認定日で1級◆ 60代女性

元々肢体にご病気があった(当時は障害年金に該当しない程度)。
飛び降り自殺未遂で脳挫傷発症。その後遺症で現在は身動きの取れない状態。
国民年金の保険料の納付状態は納めていない(未納)期間がかなりある。
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なんとか障害年金の対象にならないものかと、ご主人からのご連絡でした。
ご主人のお話から、

1 継続した精神科の受診はしておらず、持病の病院で不眠薬や抗うつ薬が出ており、精神科の継続受診を検討していた矢先のことだった。
2 自殺未遂かどうかの明確な遺書等はなかったが、前後の経緯や状況から自殺未遂であろうと立ち会った警察も判断している。
3 現在、ご本人は会話のできない状態であり、ご本人からのヒアリングはできない。
ということがわかりました。

年金履歴を今一度確認したところ、
自殺未遂を図った日では、「保険料納付要件」が満たされておらず、請求不能。
自殺未遂の1ヶ月程前、一回だけ受診の精神科の受診日も「保険料納付要件」が満たされておらず、請求不能。
持病でかかっていた病院から不眠症の薬を初めて処方してもらった日であれば「保険料納付要件」が満たされていて請求可能
であることもわかりました。

そして、その当時入院していた病院に出向きご本人様にお会いしました(その時はコロナ感染拡大の前であったため)。
医療は素人の私が見てもわかる明らかに1級に該当するであろう状態でした。

そこで、うつ病があって、飛び降り自殺未遂をしたのであるから、うつ病の初診日(初めて不眠症の薬を処方された日)を初診として請求するとして、当時の担当医師に「うつ病としての精神診断書」と「脳挫傷の肢体診断書」の2枚の診断書作成を依頼しましたが、担当医師が言うには、その身動きの取れない状況が、「うつ病で気力が無く動かない」のか「脳挫傷後遺症のため体を動かせずに動けない」のかが、周りのご家族はもちろん、医師であっても「わからない」ということで、「『詳細不明』という診断書しか書けない」と言われました。
その通りだと思いました。確かに「動けない」のか「動かない」のか、わからないですよね。
しかし、最終的には、一回不支給決定を受けたものの、この『詳細不明』の診断書が決め手となり、審査請求で覆って1級となりました。

結果 審査請求で覆って障害基礎年金1級が決定!

詳細不明の診断書など、通常であれば出しても通らないとお考えになると思います。
現に裁定請求(1回目の請求)では不支給決定を受けています。
しかし、こういった特別な事情が複数ある場合は、次の審査請求や再審査請求も視野に入れて、不支給決定覚悟で提出する場合もあります。
この件は、非常に稀なケースで、最初の請求から審査請求、決定、実際にご家族様に年金が届くまで1年以上かかってしまいましたが、やっと決着がついたと、喜んで下さいました。
全てが元通りにはなりませんが、年金という支えで少しでも前向きになれるお手伝いが出来るのであれば、なんとか解決の糸口がないかと考えながら請求をしています。ぜひご相談ください。

【病名はうつ病だが、根底に多動性障害あり。認定日3級、現症日2級決定】
障害厚生年金 障害認定日で3級事後重症で2級◆反復性うつ病性障害 50代女性

長年のご主人の言葉の暴力等で発症。病院歴は1件のみ。離婚成立後も症状改善せず、障害年金の申請を決意。
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ご自身で診断書等をほとんど用意されていたものの、病歴就労状況等申立書作成の段階でどうしたらいいのかわからず、友人に手伝ってもらいなんとなく作成したが、このままの内容で出してよいのかどうか非常に不安になってしまったということでご連絡をいただきました。
ご本人のお話や既に集めていらした書類から、

1 病院受診歴は1件のみで書類としての不備はない。
2 障害認定日(初診から1年6ヶ月の頃)の診断書も用意できている。
3 請求傷病は「うつ病」だが、既存障害や治療歴の病名欄には「多動性障害」と書かれている。
ということがわかりました。

ご本人とご友人が作成した申立書は、確かに一生懸命作成していらっしゃったのですが、障害認定日頃の内容があまりに薄く、また、発達障害(多動性障害)が書かれていたので、生まれた時からの申立書記載が必要であることもご説明しました。
そのため、1からご本人に今までの状況を伺い、詳細な病歴就労状況等申立書を作成しました。

結果 障害認定日3級 事後重症で2級が決定!

病歴就労状況等申立書は、診断書と同じくらい重要な書類です。そして、認定日請求をする場合は特に認定日の頃の様子もしっかりと記載する必要があります。
また、請求傷病は「うつ病」であったとしても、治療歴や既存障害に「多動性障害」のような発達障害の病名の記載がある場合は、発達障害の病名で請求する時のように病歴就労状況等申立書は、出生から書かねばいけません。
ご自身で申請する時も以上の点について気を付けて作成してみてくださいね。

なお、弊所では、申立書の作成のみという依頼はお受けしていません。なぜなら、申立書は、もっともらしい文書を作ればそれでよいということではなく、その他の書類との整合性を考えながら作成しなくてはならず、また、提出後も場合によっては年金機構との折衝や医師への照会事項の対応などもあるため、文書だけを作ってお渡しするということでは責任が持てないからです。

ただし、ご自身で用意した書類を見てほしいということであれば、一回限りですが、ご相談料(30分5千円)で確認致します。その場合は、時間の関係上、あくまでも書類不備がないかどうかの確認と簡易的なアドバイス程度になってしまいますのでご了承ください。

【障害厚生年金を請求したが3級で納得いかず審査請求するも棄却。からの額改定2級】
障害厚生年金 額の改定請求で2級に変更◆双極性感情障害 20代女性

職場の人間関係等が原因で発症。3級になったもののその等級に納得いかない。なんとか2級にてほしい。
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当初は上記、ご自身で請求をして3級という等級に納得がいかないというお話でのご連絡でした。
最初にご自身で提出した内容から、これは3級でも仕方がないかもしれないというお話をしたうえで、審査請求をしましたが、棄却。
ご本人のお話や当初の提出書類から、

1 納得のいかない等級になったことも相まって非常に精神状態が悪い。
2 この1年間に入院もした。
3 最初に年金申請をし「診査を受けた日」から1年経過している。
ということがわかりました。

ご本人が精神状態が悪いと感じているだけでなく、医師もそれを認めており、入院までしていたという経緯から、額の改定請求をしました。

結果 額改定請求で障害厚生年金2級が決定!

障害年金制度では、原則的に「診査を受けた日」から1年経過していれば「額の改定請求」ができます。
この「診査を受けた日」とは、提出した日ではありません。
認定日請求した場合、事後重症請求した場合等で変わってきますので、年金機構で確認をされた方がいいです。
1年経過していて、なおかつ症状が悪化し、上位等級に該当していると認められれば額の改定請求ができることもあります。ご相談ください。

【10年以上前から障害等級3級 この度症状が悪化。別傷病も発覚。】
障害厚生年金 額の改定請求で2級に変更◆強直性脊椎炎 乾癬性関節炎 50代男性

10年以上前から「強直性脊椎炎」で障害厚生年金3級を受給している。
この度、別傷病を発症(まだ1年6ヶ月は経過しておらず)。
現在は、在籍しているが、休職になる予定。
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長年勤めていた職務を継続することも難しく、傷病手当金等の制度を使うことがいいのか、失業保険をもらうべきか、何をいつどうすればよいのかわからないとご連絡。
ご本人のお話から、

1 3級受給中の「強直性脊椎炎」の症状が悪化しており、主治医も悪化を認め、診断書を記載いただけるとのこと。
2 新たなご病気については、障害認定日がまだ来ていないので現時点では請求できない。
3 傷病手当金の前に会社独自の休職制度があり、その間、給料が出るらしい。
ということがわかりました。

まず、新たなご病気は1年6ヶ月経つまではご様子を見ることに。
そして、現状での得策として、まずは3級受給中のご病気の額の改定請求をしました。

結果 額の改定請求で障害厚生年金2級が決定!

・会社からの給与と障害厚生年金は調整されません。
・傷病手当金と障害厚生年金は両方はもらえず、障害厚生年金が優先して支給され、差額が傷病手当金から出るような形になります。
・傷病手当金と失業保険(求職者給付)は同時にはもらえません。
・失業保険(求職者給付)と障害厚生年金は調整の対象になりません。
といったように、制度がいくつも絡むと、何がなんだかわからなくなってしまい、今、自分がどこに行って何をすべきなのか?と悩んでしまいますよね。一人で抱え込まずにご相談ください。

【最初は半信半疑で、やるだけやってみたいとのことで請求⇒2級決定】
障害基礎年金 事後重症で2級決定◆うつ病 50代女性

初診は6年前。一貫して一つの病院。ご自身及びご家族としては、6年間を通してそれ程大きな変化はないと感じている。しかし、ずっと気持ちの落ち込みは改善されていない。
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知人から障害年金制度というものを聞いたが、本当に請求して認定されることがあるのか?と疑心暗鬼でご連絡をいただいた。
ご本人及びご主人のお話から、

1 6年間、簡単な掃除のパートに行くことはあるものの、気持ちの落ち込みはずっと継続しており、家で鬱々としていることが多い。
2 医師に相談したところ、程度は該当しないかもしれないが、診断書を書いてくれるとは言っている。
ということがわかりました。

一つの病院のみであったので、初診日や診断書の入手はそれ程問題なく行うことができました。
しかし、出来上がった診断書は、「精神の障害にかかる等級判定ガイドライン」に当てはめると認定は極めて無理なのではないかという内容でした。
そのことをご本人及びご主人様にご説明をしましたが、まずは提出してみたいとのことでしたので、日常生活の状況等をしっかりと申立書に明記して申請をしました。

結果 事後重症 障害基礎年金2級が決定!

認定日請求は認められませんでしたが、現在の症状で診査をする事後重症として支給が決定されました。
精神疾患の方の認定には、下記のようなガイドラインがあります。
厚生労働省HPより
精神の障害にかかる等級判定ガイドライン

もちろん、精神疾患の診断書では、このガイドラインは非常に重要です。
が、では、全てこれに当てはまればいいかと言うとそういうことでもなく、その他の病歴、症状、日常生活の様子、就労状況等、総合的に見て診査をされます。
逆にこの方のように、ガイドラインでは厳しそうでも、年金に該当することもあります。
ですので、ガイドラインに該当していても、病歴就労状況等申立書はしっかりと記載する必要があります。
ご相談ください。

【十数年間、同一会社の厚生年金被保険者期間あり。この時点では在職中で請求】
障害厚生年金 障害認定日で3級決定◆自閉症スペクトラム障害 30代女性

幼い頃から友人を作ることが苦手であり、一人で過ごすことが多かった。小中高普通学級。大学卒。
卒業後、父親の経営する会社に就職。以前より発達障害の可能性を父親の友人から指摘されていたため、受診したところ、やはり発達障害と診断をされた。
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高齢の父親が会社経営から退くこととなり、このまま在籍だけ継続するわけにはいかなくなったため、これを機に障害年金を請求したいとご連絡いただいた。

ご本人及びお父様のお話から、

1 この度発達障害と診断をされるまで一度も精神的な症状で受診をしたことはない。
2 卒業後、ずっと父親の会社で厚生年金がかかっているものの、実質的にはほとんど就労はできておらず、事務をしていた母親の傍らで手伝いをする程度であった。
3 母親が2年前に病氣で亡くなり、その後、気持ちの落ち込みや不安感が強くなって、現在は全く会社に行くことができていない。

ということがわかりました。
大人になってからわかった発達障害。厚生年金の被保険者であった時に初診がありますので、障害厚生年金での請求です。
また、ずっと厚生年金の被保険者であったとはいえ、継続してフルタイムで働くことができていたわけではなく父親の会社であったため在籍できていたこと、また実際の就労についても会社の事務を担当していた母親の側にピッタリついていたので何となくの手伝いが出来ていたという実情がわかりました。
そのため、その実情をしっかりと明記して申請をしました。

結果 障害認定日 障害厚生年金3級が決定!

厚生年金被保険者の期間が十数年続いていて、その後発達障害と診断をされたというだけ聞くと、年金の対象にはならないのではないかと思われがちですが、その実情を深く聞くと特別の環境にある場合もあります。
この方の場合も、父親が経営者であったこと、母親が事務で付きっ切りで一緒にいたことなど特別な環境がありました。
しかし、その特別な環境が無くなると通常の勤務が出来る状態ではなかったのです。すべてには当てはまりませんが、表面的な状況だけではなく、実状を知り、それをしっかり明記することで年金受給に繋がることもあります。ご相談ください。

【3年前にご自身で広汎性発達障害で請求し不支給。統合失調症も併発で支給決定】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆統合失調症 自閉スペクトラム症 30代男性

幼少期より一人遊びが多かった。小中高普通学級。大学卒。
就職するも続かず。3年前に自分で障害年金を請求するも不支給。A型事業所での仕事も辞めてしまい、今一度障害年金の請求をしたい。
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通所していた就労移行支援事業所からの紹介でご連絡。

ご本人及びご親族のお話から、

1 3年前の請求は「広汎性発達障害(アスペルガー症候群)」であった。。
2 前回請求時にも幻覚等が多少あったが、最初の申請時は病名は言われず、後に「統合失調症」と診断をされている。
3 現在も幻聴幻覚、気持ちの落ち込み等があり、就労移行支援事業所に通所しているものの就業の目途は立っていない。

ということがわかりました。
この方は、初診から現在まで一つの病院であり、今までの症状の流れも全て医師にわかってもらっている状況でありました。
元来の発達障害の症状に加えてA型就労の場でのストレスも相まって不安感が強まり、統合失調症の症状も顕著に出ていることなど、現在の症状を的確に反映した診断書をいただきました。

結果 統合失調症と発達障害の病名で、事後重症の障害基礎年金2級が決定!

発達障害をお持ちの方は、その繊細さ故にストレス等外的要因に弱く、社会に出ると二次障害として精神病を発症される方も少なくありません。
発達障害の病名だけでは年金がつかないというわけではありませんが、元来の状態に加えて精神症状が強くあらわれ、医師から新たに病名も言われた時などは申請のタイミングかもしません。一度不支給となった障害年金でも、今一度申請することは可能です。ご相談ください。

【業務中の交通事故 労災受給中の障害厚生年金請求】
障害厚生年金 障害認定日で1級決定◆脳脊髄液減少症 40代男性

労災で療養補償給付、休業補償給付を受給中。障害厚生年金の請求も検討。
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ご本人様は、労災保険から療養補償給付、休業補償給付を受給中でしたが、なかなか仕事に復帰できるような状況ではないこと、治療費がかかることから、知人から障害年金請求を勧められたと仰ってました。

ご本人のお話から、障害年金請求に対して気にされていたポイントは・・・

1 症状は主に、視力低下であり、その治療のため、大学病院の眼科と専門病院と2つの病院を掛け持ちしている。
2 視力は専門病院での点滴後、一時的に多少良くなるがすぐに著しく低下する。
3 障害年金と労災は調整が入り減額されることがあるとインターネットで見たが、かえって年金請求をすることでデメリットがないかどうか、また請求をする意味があるのかどうか。
ということでした。

この方の主訴は視力低下ですが、ご病気の根本は交通事故由来の「脳脊髄液減少症」であったため、それぞれの病院に診断書記載をお願いしました。

結果 障害厚生年金 障害認定日1級で決定!

ご病状によっては、複数の病院を受診せざるを得ない状況もあると思います。複雑な状況も詳しくお話を伺いながら、どのように進めて行けばいいか一緒に考えて進めています。
また、労災と障害年金は確かに調整が入ります。労災と障害年金の計算方法は全く異なるので、障害等級やその時のお給料によっては、労災の額が非常に高く(事故前、一時的に残業代が多かったなど)、障害年金の額が増えても控除される額の方が多くなってしまうということも稀にありますが、制度の趣旨から、障害年金を請求したからといって労災の額が本来の額を下回ることはありません。(マイナスになるほど控除されないことになっています。)

労災と障害年金の調整は詳しくはこちらに記載があります。
厚生労働省HPより
障害(補償)年金や遺族(補償)年金などの労災年金と厚生年金の両方を受け取ることはできるのでしょうか。

不明点がある場合は、弊所にお問合せ下さい。

【休職中に請求。共済年金と厚生年金が統合した平成27年10月より前に認定日がある事例】
障害厚生(共済)年金 障害認定日で3級 事後重症で2級決定◆反復性うつ病性障害 30代男性

現在休職中で傷病手当金を受給しているが、職場復帰の目途が立たず障害年金の請求をしたい。
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ご本人はご入院中で、入院先からご連絡をいただきました。

ご本人のお話から、

1 初診は、公務員の時期であるため、共済年金での請求となる。
2 障害認定日と現在の病院は異なっているが、初診の時から継続して病院を受診している。
3 認定日以降も何度も休職を繰り返しており、現在の方が症状が悪化していると思われる。
ということがわかりました。

入院先の病院では、すぐにでも障害年金の診断書を書いて下さるということでしたので記載をお願いしましたが、認定日頃の病院は、あまり障害年金用診断書を記入したことが無いとのことで、なかなか記入が大変そうでした。
ご本人様の現在の状況をお伝えして、当時のカルテより、出来る範囲での診断書記入をお願いしました。。

結果 障害厚生(共済)年金 障害認定日3級 事後重症2級で決定!

認定日診断書の事務的訂正、確認、医師への照会事項等、かなり書類の行ったり来たりが続き、決定には1年程かかってしいました。しかし、担当医師も協力的で最終的には一番良い結果で遡及も認められました。
また、共済年金と厚生年金は平成27年10月に統合しており、それ以降は、共済年金と厚生年金との制度の内容が統一されていますが、この方の場合統合前に遡って決定したため、当時の共済年金の「在籍中は障害年金が停止される」という在職支給停止が適用されました。そのこともあって、最終的に全ての事務処理が終わるまでには本当にお待たせしてしまいましたが、なんとかご本人のご希望の結果になりました。
上記記載のとおり、共済と厚生年金は統合されたとはいえ、まだまだ共済独特の事務処理などがありますが、所属の共済のご担当者と話し合いながら適宜進めて参ります。一人で悩まずにご相談ください。

【20歳時ご自身で知的障害で請求し不支給、今回自閉症で支給が決定!】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆自閉症スペクトラム障害 20代女性

幼い頃から集団行動が苦手であったが、中学校までは普通学級。
進路の際、精神科で検査をしたところ、不安障害と知的障害と診断をされ、高等は高等支援学級に進学。
20歳時に自分で障害年金を請求するも不支給。今一度、障害年金の請求をしたい。
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就労を支援する事業所の相談員さんからの紹介でご連絡。

ご本人及びご親族のお話から、

1 初診は、中学生の時であるため、20歳前傷病の障害基礎年金での請求となる。
2 前回請求時は「知的障害」と言われていたが、現在の病院では「知的障害」ではなく「自閉症スペクトラム障害」と診断をされている。
3 高等支援学校卒業後障害者雇用で3年働いたが、その会社でのトラブル等で現在気持ちの落ち込み等が強く、精神状態があまりよくない。

ということがわかりました。
現在の病院でも、知的障害についても記載いただきたかったのですが、最初の病院で検査をした時のIQと今の病院で検査をした時にIQが40も差があり、現在の病院では、「知的障害」というレベルの数値ではないため書けないとのことでした。
そのため、現在の病院で、「自閉症スペクトラム障害」の病名での診断書を依頼し、現在、不安や落ち込みが強くなっていることも併せてしっかり書いてもらいました。

結果 発達障害の病名で、事後重症の障害基礎年金2級が決定!

IQは、通常は極端に変化するものではありませんが、検査をするときの体調等によって、多少数値が異なることはあるようです。この時は、1回目に検査した時の病院が既に廃院しており、詳しい事情は聞けませんでした。
この方がなぜ1回目と2回目でこんなにIQの数値に変動があったのかは私もわかりかねますが、今の主治医が判断して記載して下さる書類で提出するしかありません。
もちろん程度によりますが、「自閉症スペクトラム障害」でも障害年金の対象になります。ご相談ください。

【高校生の時の初診から2件目の病院まで、受診していない期間が7年2か月間】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆双極性感情障害 30代女性

高校生の時に初診あり。しかし既にカルテはなし(日付入りの薬の明細は残っている)。
高校卒業後、正社員での仕事も経験するも再び体調を壊し、前回受診から7年2か月後に別の病院を受診。
以後、転院しつつ病院受診を継続していた。
なかなか社会復帰の目途が立たず、障害年金の請求をしたい。
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可能であれば障害認定日での遡及請求も考えてるとのことで、通院先のソーシャルワーカーさんからの紹介でご連絡。
ご本人及びご親族のお話から、

1 7年空いた後の初診日の時期は、国民年金の被保険者期間(保険料納付要件問題なし)であるので、その時期が初診であっても障害基礎年金での請求となる。
 高校生の初診の時はわずか2回しか受診していなかった。
3 2つ目の病院の初診から1年6か月後くらいであれば、受診していたかもしれない。(ご本人の記憶から)

ということがわかりました。
そこでまずは2件目の病院でカルテの有無を確認したところ、カルテはあったものの、認定日の診断書として有効な初診からちょうど1年6ヶ月経過した日から3か月以内には受診歴はなかったことがわかりました。

当初、認定日請求をご希望されていたので、2件目の病院の受診状況等はかなり細かく医療機関に確認をさせていただいたのですが、障害認定日頃の前後を通して受診歴はほとんどなかったため、認定日診断書をご記入いただくことが不可能であることがわかり、ご本人にご説明しました。
たくさんたくさんお話をして、最終的には、ご納得の上、事後重症請求での請求となりました。

結果 2件目の病院が初診日となり、事後重症で障害基礎年金2級が決定!

もちろん、認定日請求が可能なのであれば出来る限りご希望に沿った請求ができるように頑張りますが、どうしてもできない場合は、必ずご納得がいくまでお話し合いをして、ご請求に繋げています。
事後重症とか、遡及請求とか、20歳前とか、どうしても難しい名前が出てくるので、依頼者様がわからないままに請求が独り歩きしないように、都度都度のご報告と話し合いを大切にしています。

【小~高まで全て普通学級卒 49歳まで病院受診歴無し 中度知的障害】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆中度知的障害 40代女性

ご両親が娘の障害を隠したいという思いから学校はずっと無理をして普通学級に通学。
高校卒業後、数か月のアルバイトを経験するも30年以上家で何もせずに過ごしていた。
ご両親が介護の必要な状況になり、親族が自宅内の惨状を初めて知る。
介護認定等に関わった区役所の方の計らいで49歳にして初めて中度知的障害と認定をされ療育手帳を取得。

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上記の流れから、区役所の介護担当者からご本人の様子から障害年金に該当するのではないかということで弊所にご連絡いただきました。
区役所の方及びご親族の方のお話から、

1 中度知的障害のため20歳前傷病であり障害基礎年金での請求となる。
2 医療機関の受診歴はないが、知的障害なので初診日は生年月日となり、障害認定日の問題(初診から1年6ヶ月経過しているかどうか)はない。
3 高齢のご両親様は既に認知能力がほとんどなく、ご本人も過去の記憶が曖昧で幼少期のことは詳細不明であったが、療育手帳を取得した際の内容を入手できるのではないか。

ということがわかりました。
そこで療育手帳を取得した機関にご協力いただき、その時点ではまだご両親様からお話を聞くことができたとのことでしたので細かい情報の開示をお願いしました。
また、あわせてご親族様には病院に電話をして、受診の予約を取っていただきました。

結果 事後重症で障害基礎年金2級が決定!

医療機関を受診したことがなくても、知的障害をお持ちの方は初診日が生年月日となるため、診断書を的確に医師に書いてもらえれば初診から1年6ヶ月を待たなくても診断書を記載いただいて請求ができます。

悲しいことに、時代背景として、昔は知的障害等を隠さなければと、どこにも相談せずにずっと家に息子(娘)を閉じ込めるように生活をしていたという話も少なくないです。そして、ご高齢のご両親の病気等で初めて中高年の方の発達や知的の問題が発覚するのです。特に最近、この手の問い合わせが増えている気がします。

こういったケースは、障害年金だけに留まらず、その後の生活の支援、いろいろな機関、専門家の対応が必要になる場合もありますため、まずはどんなところでもいいですので、ご家族だけで抱えず、どこかにご連絡をしてください。
私も障害年金等の私ができることは対応しますし、その他、少しでも必要な機関に繋げられるよう対応致します。

【脳血管疾患1年6ヶ月経過を待たず初診から6ヶ月経過後症状固定日を障害認定日とし認定日決定!】
障害基礎年金 (1年6ヶ月より前の)障害認定日で2級決定◆脳梗塞 30代女性


国民年金期間に脳梗塞を発症。
ご連絡いただいた時点で初診から1年6か月未満。
1年6ヶ月経ったら障害基礎年金の請求をしたい。

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上記の流れで、相談室の方からのご紹介でお話を伺いました。
ご本人及び相談室の方のお話から

1 脳梗塞のため、初診から1年6ヶ月経過していなくても、初診から6ヶ月経過後であって医師が症状固定と認めた場合はその日を障害認定日と出来る可能性がある。
2 障害者手帳を最初取得した時は2級、1年3ヶ月経過したところで症状固定で1級に変更となり、その時に「永久認定」となっている。
3 初診から現在まで1つの病院である。

ということがわかりました。
そこで病院担当者に掛け合い、初診から6ヶ月経過し、医師が症状固定と認めたであろう1年3ヵ月目の診断書を取れるかどうか確認しました。
医師の判断により、永久認定であるのでこの時点で症状固定であるとした診断書を記載していただけました。

結果 1年3ヶ月目のところを障害認定日として障害基礎年金2級が決定!

医療機関を転院してる場合など、初診の状態から現在までの途中経過がわからないから、途中段階では症状固定とは言えないという返事をいただいてしまう場合もあるかとは思いますが、上記のように1つの医療機関であって、悪化してから症状固定として1級になり再取得、その時に「永久認定」となっているのであれば、そこが症状固定であると十分に主張できることがあります。
ご本人及び相談室の方は、最初の段階では「まだ1年6ヶ月経っていないんですけど~」と遠慮気味にご連絡をして下さいました。

しかし、結果的に3ヶ月分ですが年金額も多く、早く申請できたので、障害を抱えながらも自立に向けての一歩を早く踏み出せたとおっしゃっていただけました。
全てのケースが当てはまるとは言えませんが、脳血管疾患の場合は、特例の障害認定日が該当する場合もあるので、早めにご相談下さい。

【中学生の時、児童相談所で判定を受けたきり病院受診歴なし】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆軽度知的障害 広汎性発達障害 20代男性


両親とはほとんど連絡取れず。
ご本人も過去の記憶が曖昧で幼少期の頃や児童相談所に行った経緯もよくわからず・・・
中学生の時、児童相談所で「精神遅滞軽度、被虐待児、広汎性発達障害」と判定を受けたというが、詳細不明。
その後一切病院にもかからず、20歳を超えたため、現在は養護園を卒園している。

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養護園卒園後になんとか働いていた職場を辞めてしまい、ご本人と知人で弊所のHPを見つけてくださり、障害年金請求をしたいが何をどうしたらいいかさっぱりわからないとのご連絡をいただきました。

ご本人のお話から、

1 軽度知的障害のため20歳前傷病であり障害基礎年金での請求となる。
2 医療機関の受診歴はないが、知的障害なので初診日は生年月日となり、障害認定日の問題(初診から1年6ヶ月経過しているかどうか)はない。
3 被虐待児で小学生の頃から養護園で生活していたことから、ここで何か記録があるかもしれない。

ということがわかりました。
そこで養護園の園長にご協力いただき、幼少期から学生までの様子、児童相談所への経緯を伺いました。
また、児童相談所でも判定の記録を入手できましたので、細かな心理データを入手できました。
あわせてご本人には病院に電話をして、受診の予約を取っていただきました。

結果 事後重症で障害基礎年金2級が決定!

医療機関を受診したことがなくても、知的障害をお持ちの方は初診日が生年月日となるため、診断書を的確に医師に書いてもらえれば初診から1年6ヶ月を待たなくても診断書を記載いただいて請求ができます。
また、過程の事情等でご両親からお話を聞けない、ご自身もなんだかの理由で記憶がほとんどない、思うように話せない、など諸事情がある場合、なんとか糸口を探しながら対応させていいただきます。
まずはご相談ください。

【再発した乳癌の障害年金事例】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆乳癌 30代女性


約6年程前にしこりを感じて自らクリニックを受診したところ、乳癌と診断をされ、すぐに当時住んでいた地域のがんセンターを受診。
同院で手術を受け、抗がん剤治療、放射線治療を受けている間は非常に体調が悪かったが、一旦一通りの治療が終わった頃、体調は元通りに近いくらい回復した。
治療が一段落した頃、引っ越しが決まったが、あまりに調子が良かったために、引っ越しを機会にしばらく受診を休んでいた。

約2年弱、通院していない期間があった後、なんとなく引っ越し先で経過観察を再開した1年後に再発が判明。
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受診していない期間が2年弱。
いわゆる寛解とは言えない状態であったが、その間普通に就労はしていた。
最初の受診の時は国民年金の被保険者。引っ越し先で新たに受診した時は、厚生年金の被保険者であった。

1 再発がわかった病院の初診日であれば厚生年金で請求ができる。
2 しかし、受診していない期間はわずか2年弱。また、医師から寛解と言われて受診しなかったわけではなく、引っ越しを機に自ら受診を中断していた。
3 年金事務所では、3級程度と言われていたため、厚生年金での請求ができないと年金受給ができないとご本人が思っていらした。(←弊所にいらしていただいた時)
ご本人は「自分は3級程度だから」と思い込んでいらっしゃいましたが、よくよく細かな治療や状況を聞くと、ひょっとして2級程度に該当するのでは?と思われました。
また、受診してない期間も短かったことから、受診していない期間だけをもって社会的治癒を認めてもらうことは難しいと考え、まずは医師に医学的初発の乳癌と後発の乳癌に因果関係があるのかどうかということを確認したところ、「因果関係はある」とのことでしたので、最初に違和感があって受診したクリニックを初診として障害基礎年金で請求をしました。

結果 初診日は最初のクリニックで認められ、事後重症で障害基礎年金2級が決定!

障害基礎年金と障害厚生年金では、確かに金額も変わりますし、障害基礎年金には3級が無いのでなんとしても厚生年金の時の初診日にしなければと思われるのもわかるのですが、がんも場合によっては、基礎年金で2級がつくこともあります。

また、医学的に因果関係があると医師が認めている場合には、そこで無理に再発時を初診とせず、素直に最初のクリニックを初診にして請求した方がよいです。
このケースでは、程度をしっかり反映した診断書を医師に記入してもらい、申立書もしっかりと構築しました。
そうしたことで思っていたよりもとても早く(2ヶ月程度)で2級が決定しました。

無理に厚生年金にこだわって前に進めないより、やりようのある方法で請求をした方が、良い結果に繋がることもあります。
まずはご相談ください。

【精神疾患の社会的治癒が3年9ヵ月で認められた事例!】
障害厚生(共済)年金 事後重症2級決定◆反復性うつ病 30代女性


大学生の頃、気分の落ち込み、朝起きられない等の症状で学内の心療内科を受診。
起立性調節障害とうつ状態と診断をされ、在学中は服薬を継続。
就職を機に引っ越しをし、一度地元の心療内科を受診するも特段の体調の悪さも無かったことから1回で終診。
以後、3年9ヵ月間、全く病院の受診もなく、フルタイム勤務を継続。その間スキルアップのための転職もした。

前回精神科を受診してから3年9ヵ月間経過後、職場の人間関係のトラブル、嫌がらせなどで強い落ち込みなどがあらわれ、病院を受診。
この時「うつ病」と診断をされる。
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過去の精神科受診のところを初診とすると大学生であったため基礎年金となるケースでした。
このケースをまとめると、

1 最初の病院での、病名は起立性調節障害とうつ状態であって、しばらくは服薬等を行ない、その後、別の病院に1回のみ受診していること
2 その後は、全く問題なく通院も服薬もせず、3年9か月間フルタイム勤務をこなしていたこと
3 3年9ヵ月の間、仕事に励み、スキルアップの転職までしていたこと
などから、社会的治癒を申し立てることにしました。

結果 社会的治癒が認められ、初診日は公務員の時となったため、事後重症で障害厚生(共済)年金2級が決定!

基礎年金と厚生(共済)年金では、同じ2級でも金額がかなり変わります。
厚生年金で2級がついたことで、気持ちに余裕ができ、次のことも少し考えられそうですと喜んでいただけました。

全ての事例を当てはめることはできませんが、社会的治癒を十分に主張できるケースもあります。
まずはご相談ください。

【労災、第三者行為災害、傷病手当金、障害厚生年金、すべてが絡んだ請求!】
障害厚生年金2級決定◆脳脊髄液減少症 50代女性


通勤途中の交通事故後、ケガについては労災として認められている。
労災の給付について、既にケガは症状固定で終了。
一度、職場復帰するも、原因不明の体調不良に悩まされ、いくつかの病院受診後、上記傷病名を診断される。
現在は休職中で傷病手当金を数か月前まで受給していた。
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労災給付と障害厚生年金は併給できますが、その場合、障害厚生年金が全額支払われ、労災が一部減額されます。
しかし、この方の場合は、既に労災給付が終了していたので、労災との併給調整とはなりませんでした。
また、傷病手当金と障害厚生年金については、同一傷病であれば併給の調整となります。
その場合、まず、障害厚生年金が満額支給され、傷病手当金の方が額が多い場合は、傷病手当金から差額分が支給されます。
この方の場合、遡って決定がされたため、数か月間傷病手当金と障害厚生年金を受給する月が被り、その部分は健康保険側に返還することとなりました。

結果 障害認定日に障害厚生年金2級が決定!

年金受給が決まり、これでゆっくりと職場復帰に向けて療養できると喜んでいただけました。

こういった返還があるケースは、時々見受けられますが、年金機構側から支給された額をそのまま(被っている部分だけ)健康保険側に支払うだけなので、本人に新たな持ち出しがあるわけではありません。
とはいえ、一旦もらえると思っていたものを返還するのはちょっと嫌ですよね。
こういった複雑に制度が入り組んでいる請求の場合は、事前に専門家等に相談をして、ざっくりでも「何がどうなったらどうするのか?」確認しながら進めることをお勧めします。
「この場合はこうしよう」「そうなったらああしよう」いくつもの選択肢を持ちながら行動するだけで、病を抱えながらの不安なお気持ちも少し落ち着くのではないでしょうか。

【遷延性意識障害での請求!】
障害基礎年金1級決定◆蘇生後脳症 遷延性意識障害 20代男性


先天性水頭症等あり。通院を続けながらも中学校1年生までは通常通りの生活を送る。
しかし、12歳の頃、けいれん、心停止となり、蘇生後、遷延性意識障害と診断をされる。
気管切開、人工呼吸器、胃瘻。
現在は、家族の強い思いもあり、在宅にて療養中。
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遷延性意識障害とは、

疾病・外傷により種々の治療にもかかわらず、3か月以上にわたる
①自力移動不能
②自力摂食不能
③糞便失禁状態
④意味のある発語不能
⑤簡単な従命以上の意思疎通不能
⑥追視あるいは認識不能の6項目を満たす状態にあるものをいう
(脳神経外科学会1976)

とあります。

上記6つのすべての項目に当てはまり、初めて遷延性意識障害とみなされるので
起き上がることができない、会話ができないといっただけでは、認められません。
この方の場合は、先天性の疾患であり、20歳前傷病での請求なので、障害認定日は20歳に達する日(20歳の誕生日の前日)になるので、20歳に達する日を待って請求しました。

結果 障害認定日(20歳に達する日)に障害基礎年金1級が決定!

ご家族様は、日々、ご自身の仕事と介護で時間に追われており、面倒な手続きを全て任せられて良かったとおっしゃっていただけました。

障害年金制度では、初診日から1年6か月を経過した日を障害認定日とし、この認定日が過ぎないと障害年金の請求ができませんが、1年6ヶ月を待たなくても請求ができる特例がいくつかあります。
その一つが、医師に遷延性意識障害であると診断をされた場合です。
この場合、初診日から1年6か月を経過していなくても請求できます。

※障害年金制度において、遷延性意識障害の程度を認定する時期は、「その障害の状態に至った日から起算して3月を経過した日以後に、医学的観点から、機能回復がほとんど望めないと認められるとき(初診日から起算して1年6月を超える場合を除く。)」とされており、遷延性意識障害と言われてから3か月経過ではありませんのでご注意ください。曖昧に書かれている記事も多いので、ご不明点がある場合はお問合せ下さい。

【20歳の誕生日を待って請求!】
障害基礎年金2級決定◆自閉スペクトラム症 軽度知的障害 20代女性


3歳児健診の頃、知的障害を伴う自閉症と診断を受けたが、小学校は教師や周りの協力もあり普通学級で通学。
中学校から特別支援学級に通い、その後、高等養護学校へ進学。
15歳までは、定期的に児童精神科を受診していたが、その後、医療機関にかかることは無かった。
今般、障害年金請求のために、5年ぶりに受診。
現在は、就労移行支援事業所で軽作業を行なっている。作業工賃は、月に2千円程度。
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知的障害については、発症日は「生年月日」となり、初診日も診察を受けた時期は関係なく、「生年月日」です。
また、障害認定日は、「20歳に達する日(20歳の誕生日の前日)」となり、診断書としては、この20歳に達する日の前後3か月以内の現症日を記載していただいた診断書が有効になります。
この方のように、知的障害等で特に薬の処方の必要が無い場合は、病院に継続受診をしていないことも多いです。
受診していない期間が長い場合は、場合によっては複数回の受診が必要な場合もありますし、20歳の誕生日頃に受診できるように前もって病院を予約し、近況等をしっかりと医師に伝えることが大切です。
この方の場合、20歳に達する日を待って、予め用意していた書類をすぐに提出し、受理されました。

結果 障害認定日(20歳に達する日)に障害基礎年金2級が決定!

スピーディーに手続きが完了してよかったとおっしゃっていただきました。

20歳の誕生日を待って、すぐに提出することができれば、それだけ早く年金を受給することができます。
診断書は、病院にもよりますが、どんなに急いで書いていただいても、通常は依頼から出来上がりまで、数週間から1ヵ月を要します。
早めのご準備をお勧めします。

【労災との併給調整ありの請求!】
障害厚生年金2級決定◆脳脊髄液減少症 30代男性


交通事故後、起立性頭痛等に悩まされ、知り合いから「脳脊髄液減少症ではないか」と言われる。
複数の病院を受診後、専門の病院で上記診断をされる。
現在、休職中であり、労災休業補償給付を受給中。
今後の見通しを立てるため、障害年金請求を考え、ご連絡いただいた。

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目に見えてわかる傷病ではないだけに、「本当に障害年金の対象になるのか?」
とお尋ねになる方もいらっしゃいますが、「脳脊髄液減少症」は障害年金の対象になります。
が、具体的に数値等で明確に判断される傷病ではないため、このご病気について精通している医師にきちんとご自身の現状を伝えることが大切です。
また、労災給付受給中に障害厚生年金も受給できる場合、障害年金が満額支給され、労災側がその等級によって一定の割合で減額されます。
それらをお伝えした上で、障害厚生年金を請求しました。

結果 障害認定日に障害厚生年金2級が決定!

ご家族様の加算分もついたため、とても安心したと喜んでいただけました。

労災の給付と障害年金の具体的な調整について、
詳しくは、厚生労働省のHPに記載されています。

厚生労働省HPより
障害(補償)年金や遺族(補償)年金などの労災年金と厚生年金の両方を受け取ることはできるのでしょうか。

なかなかわかりづらいかもしれません。
不明点がある場合は、弊所にお問合せ下さい。

【一度不支給を受けてから8ヵ月後に再度請求!】
障害基礎年金2級決定◆注意欠陥多動性障害 30代女性


子どもの頃から生きづらさ、コミュニケーションの不得手を感じていたが特に医療機関にかかることは無かった。
大人になって、人間関係の構築のしづらさから病院を受診し、発達障害を指摘される。
8ヵ月前、ご自身で障害年金請求をするも不支給決定を受ける。
現在は、一般の事業所において、上司からの相当な配慮下で仕事をしている。
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発達障害については、発症日は「生年月日」となりますが、初診日は「初めて医師の診療を受けた日」です。
そのため、大人になって初めて精神の不調で病院を受診し、「発達障害」と診断をされた場合は、
大人になってから「医師の診療を受けた日」を初診日とします。

一度不支給になった理由を書類を見ながら精査し、ご本人にも状況を伺ったところ、
ご本人は医師に抵抗感があり、二次障害としての不安感や気持ちの落ち込みがあること、日常生活の状況等について、主治医にきちんと伝わっていないようでした。
また、最初の年金請求後、病院を転院されたとのことでしたので、現在の医師に日常生活の様子や病状等を的確に診断をしてもらえるまで受診を継続してから診断書を記載してもらいました。
病歴就労状況等申立書にも、日常生活の様子や、相当な配慮下での就労の様子を記載しました。

結果 障害基礎年金2級が決定!

一度不支給になっていたので、決定までとても不安だったようですが、年金が決定したことで、「これからは無理せず体調を一番に考えた生活ができるので、安心した。」と言っていただけました。

一度不支給決定を受けても、次の請求では認められる場合があります。
また、仕事をしているということだけをもって、年金が不支給になるわけではありません。どういった状況下でのお仕事なのかをしっかり記載することが必要です。

【身体的疾患の社会的治癒立証で障害厚生年金での請求!】
障害厚生年金3級決定◆先天性ミオパチー 40代男性


25年前、なんとなくの肩の違和感があり大学病院を受診。
しかし、特に病名をはっきり言われたわけではなく、湿布を処方された。
その後は、仕事もプライベートも忙しくも充実した日々を送り、全く医療機関を受診することはなかった。

20年後、肩から腰に掛けての明らかな違和感、脱力感があらわれ、神経内科を受診。
3件目の病院でやっと病名が特定された。
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25年前の大学病院受診のところを初診とすると学生時代であったため、障害基礎年金になるケースでした。

しかし、
1 「先天性」とつく病名であるが、子供の頃から20歳まではまったく医療機関にかかったこともなく、スポーツもやっていたこと。
2 25年前の大学病院は、病名ははっきりせず「疑い程度」であって、継続した受診には繋がらなかったこと
3 その後、全く問題なくスポーツをしたり、仕事、プライベートも普通に行なっていた期間が20年間あること
から、社会的治癒を申し立てました。

結果 社会的治癒が認められ、障害厚生年金3級が決定!

今回この方は3級の程度ですので、基礎年金での請求だったなら年金受給とはなりませんでしたので、
障害厚生年金での請求が認められ、非常に喜んでいただけました。

「先天性」と言っても、大人になってからの初診日が認められる場合があります。
また、基礎年金での請求か厚生年金での請求かはとても大きな違いすので、
一旦すべての受診歴を見て、本当に社会的治癒を申し立てられる事例なのか確認しながら進めることが大切です。
まずはご相談ください。

【子供の頃に症状固定。その後は一部の症状のフォローのみの通院しかしていない状態で請求!】
障害基礎年金1級決定◆二部脊椎症 20代男性


生後6ヶ月頃病名が判明。
幼少期はリハビリに通っていたが、それ以上の改善がみられなかったため終了。

以後は、調子の悪い時や診断書等が必要な時に受診する程度であった。
また、同病のために発生した排尿障害があり、自己導尿フォローのための泌尿器科には継続して受診していた。
終日車椅子移動。
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20歳になったため、障害年金を申請したいということで弊所にご相談いただきました。
まずは、初診の20年前の産院や小児科から調べました。
幼い頃に既に症状固定となっており、大きくなってからは自己導尿フォローのためだけの受診であったため、
ご本人の障害状態を的確に反映する診断書を何科のどこの医師に記載いただくがというところが悩みどころでしたが、
いろいろ事情を伺った結果、ずっとフォローをしてくれている泌尿器科の主治医に記載いただくことが一番良いと考えました。

結果 障害認定日(20歳に達する日)に障害基礎年金1級が決定!

車椅子でも可能な就職が決まり、年金+お給料で生活ができそうだと喜んで下さいました。

原則的には、一つの病名に1枚の診断書を使って提出しますが、一つのご病名でも複数の症状が体にあらわれていることもあり、1枚の診断書では、ご本人の障害状態を的確に反映できない場合もありえます。
そういった時は、1枚の診断書でよいのか、併せて別の様式の診断書にも記入してもらう方がよいのか、検討することをお勧めします。

【精神疾患の社会的治癒の立証で障害認定日請求!】
障害基礎年金2級決定◆統合失調症 40代女性


不眠やなんとなくの気分の落ち込みで精神科を受診。
しかし、病院側から詳しい説明はなにもなく(今回の請求のために入手した書類で初めて「うつ病」との病名が確認)抗うつ剤を出されたが、服薬せず。
本人も精神疾患との認識は全くなく、この時一回の受診で終診。
以後、全く病院の受診もなく、普通にアルバイトやフルタイム勤務を継続。

前回精神科を受診してから7年経過後、人間関係のトラブルから幻聴、幻覚等があらわれ、病院を受診。
この時初めて「統合失調症」と診断をされる。
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過去の精神科受診のところを初診とすると保険料納付要件が満たされず、申請自体ができないケースでした。
とある行政機関では、保険料納付要件が満たされないとしてご本人が相談に行ったときは「無理ですね」と門前払いだったそうです。

しかし、よくよくお話を伺うと、
1 最初の病院での、病名は現在と異なっていて一回の受診のみであること
2 その後、全く問題なく通院も服薬も無く仕事をしていた期間が7年間あること
などから、社会的治癒を申し立てることにしました。

結果 社会的治癒が認められ、障害認定日に障害基礎年金2級が決定!

当初言われた「無理ですね」の一言に諦めなくてよかったと大変喜んでいただけました。

全ての事例を当てはめることはできませんが、社会的治癒を十分に主張できるケースもあります。
まずはご相談ください。

【会社に在籍中で休職している時に請求。】
障害厚生年金3級決定◆乳癌 50代女性


約6年前に乳癌を発症し、手術を受ける。
約3年前に再発し、通院しながら仕事を続けていたが、多発骨転移、肝転移、肺転移が判明し、入院。
入院治療中、知人から障害年金制度のことを聞いた。

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ご入院中でしたので、病院に伺ってお話をお聞きしました。
ご本人は、在籍中は障害年金を受給できないと思っていたとのことでしたが、
障害年金は、会社から報酬を受けていたり、在籍中でも実際のご病状に対して出るものなので受給できる可能性があることをご説明したところ、ぜひやってみたいとのことでしたので、すぐに初診の病院の証明等、書類集めにかかりました。
病院の書類作成の時間3週間弱で、すべての書類を揃えて、ご依頼いただいたその月のうちに提出を完了。

結果 事後重症請求として障害厚生年金3級決定!

年金決定後は、お仕事をお辞めになり、ご自宅で療養なさることになりました。

時々、老齢年金と思い違いをなさって、「年金と給料は同時にもらえない」と思われる方がいらっしゃいますが、
障害年金とお給料は調整されません(20歳前傷病の支給停止事由を除く)。

ご入院中の方の場合、ご希望であれば、病室や病院のデイルーム等でお話を伺うことも可能ですので、お気軽にお申し付けください。

【一旦不支給決定を受けてわずか4ヶ月後に余命宣告】
障害基礎年金2級決定◆胃癌 50代女性


約3年前に胃癌を発症。
癌でも障害年金の対象になることがあると知人に聞き、一旦障害基礎年金を請求したが、程度が軽くて該当しないとして不支給。
不支給決定を受けたわずか4ヶ月後に病状が進行してしまい、医師から余命宣告を受ける。
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もう一度、年金請求をしたいとのことで病床からご連絡を受けました。
ご本人様はとても冷静にご自身の状況を受け止めていらっしゃり、「急がないと間に合わない」と私におっしゃりました。
年金は月単位の受理ですので、「末日」に出すと今月受理扱いで、年金支給が決まった場合は翌月から対象になります。
しかし一日ずれて「1日」に出すとさらに翌月から年金支給の対象になります。
こういった事後重症請求の場合は本当にスピードが大切になります。
この方の件は2週間ですべての書類を揃えて、ご依頼いただいたその月の「30日」に提出が完了しました。

結果 事後重症請求として障害基礎年金2級決定!

残念ながら、翌月にお亡くなりになってしまわれたので、ご遺族の方に1ヶ月分の年金が「未支給年金」として支払われました。
もう少し早くご連絡をいただければ・・・と悔やまれましたが
「30日」に提出を間に合わせることができたことで、1ヶ月分の年金はご遺族様の手に渡り、ご遺族様は「1ヶ月分でも気持ちがありがたい」とおっしゃっていただきました。

がんのように進行性のご病気の場合、どのタイミングで申請するか。
そして、今、申請すると決めたら、スピードが最も大事になります。
まずはご連絡ください。