【小~高まで全て普通学級卒 49歳まで病院受診歴無し 中度知的障害】
障害基礎年金 事後重症2級決定◆中度知的障害 40代女性

ご両親が娘の障害を隠したいという思いから学校はずっと無理をして普通学級に通学。
高校卒業後、数か月のアルバイトを経験するも30年以上家で何もせずに過ごしていた。
ご両親が介護の必要な状況になり、親族が自宅内の惨状を初めて知る。
介護認定等に関わった区役所の方の計らいで49歳にして初めて中度知的障害と認定をされ療育手帳を取得。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
上記の流れから、区役所の介護担当者からご本人の様子から障害年金に該当するのではないかということで弊所にご連絡いただきました。
区役所の方及びご親族の方のお話から、

1 中度知的障害のため20歳前傷病であり障害基礎年金での請求となる。
2 医療機関の受診歴はないが、知的障害なので初診日は生年月日となり、障害認定日の問題(初診から1年6ヶ月経過しているかどうか)はない。
3 高齢のご両親様は既に認知能力がほとんどなく、ご本人も過去の記憶が曖昧で幼少期のことは詳細不明であったが、療育手帳を取得した際の内容を入手できるのではないか。

ということがわかりました。
そこで療育手帳を取得した機関にご協力いただき、その時点ではまだご両親様からお話を聞くことができたとのことでしたので細かい情報の開示をお願いしました。
また、あわせてご親族様には病院に電話をして、受診の予約を取っていただきました。

結果 事後重症で障害基礎年金2級が決定!

医療機関を受診したことがなくても、知的障害をお持ちの方は初診日が生年月日となるため、診断書を的確に医師に書いてもらえれば初診から1年6ヶ月を待たなくても診断書を記載いただいて請求ができます。

悲しいことに、時代背景として、昔は知的障害等を隠さなければと、どこにも相談せずにずっと家に息子(娘)を閉じ込めるように生活をしていたという話も少なくないです。そして、ご高齢のご両親の病気等で初めて中高年の方の発達や知的の問題が発覚するのです。特に最近、この手の問い合わせが増えている気がします。

こういったケースは、障害年金だけに留まらず、その後の生活の支援、いろいろな機関、専門家の対応が必要になる場合もありますため、まずはどんなところでもいいですので、ご家族だけで抱えず、どこかにご連絡をしてください。
私も障害年金等の私ができることは対応しますし、その他、少しでも必要な機関に繋げられるよう対応致します。