【十数年間、同一会社の厚生年金被保険者期間あり。この時点では在職中で請求】
障害厚生年金 障害認定日で3級決定◆自閉症スペクトラム障害 30代女性

幼い頃から友人を作ることが苦手であり、一人で過ごすことが多かった。小中高普通学級。大学卒。
卒業後、父親の経営する会社に就職。以前より発達障害の可能性を父親の友人から指摘されていたため、受診したところ、やはり発達障害と診断をされた。
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高齢の父親が会社経営から退くこととなり、このまま在籍だけ継続するわけにはいかなくなったため、これを機に障害年金を請求したいとご連絡いただいた。

ご本人及びお父様のお話から、

1 この度発達障害と診断をされるまで一度も精神的な症状で受診をしたことはない。
2 卒業後、ずっと父親の会社で厚生年金がかかっているものの、実質的にはほとんど就労はできておらず、事務をしていた母親の傍らで手伝いをする程度であった。
3 母親が2年前に病氣で亡くなり、その後、気持ちの落ち込みや不安感が強くなって、現在は全く会社に行くことができていない。

ということがわかりました。
大人になってからわかった発達障害。厚生年金の被保険者であった時に初診がありますので、障害厚生年金での請求です。
また、ずっと厚生年金の被保険者であったとはいえ、継続してフルタイムで働くことができていたわけではなく父親の会社であったため在籍できていたこと、また実際の就労についても会社の事務を担当していた母親の側にピッタリついていたので何となくの手伝いが出来ていたという実情がわかりました。
そのため、その実情をしっかりと明記して申請をしました。

結果 障害認定日 障害厚生年金3級が決定!

厚生年金被保険者の期間が十数年続いていて、その後発達障害と診断をされたというだけ聞くと、年金の対象にはならないのではないかと思われがちですが、その実情を深く聞くと特別の環境にある場合もあります。
この方の場合も、父親が経営者であったこと、母親が事務で付きっ切りで一緒にいたことなど特別な環境がありました。
しかし、その特別な環境が無くなると通常の勤務が出来る状態ではなかったのです。すべてには当てはまりませんが、表面的な状況だけではなく、実状を知り、それをしっかり明記することで年金受給に繋がることもあります。ご相談ください。