障害年金とは、「病気やケガなどで、仕事や日常生活が生じるときに、一定の条件を満たせば受給できる年金」です。

ご高齢の方の老齢年金とは異なるもので、若い方でも対象になります。

具体的にどういうものなのか? まずはA子さんとの会話形式で、簡単に見てみましょう。

年金は歩いて来ない だから請求するんだよ

~A子さんの場合~

長年患っていた病気が少しずつ進行し、入院、求職、そして退職……。
そんなとき、知人が教えててくれた障害年金という制度。

A子A子

そもそも障害年金って何?


社会保険労務士 佐藤恵社会保険労務士 佐藤恵

障害年金とは、「病気やケガなどで、仕事や日常生活が生じるときに、
・初診日要件
・保険料納付要件
・障害状態要件

の3つの条件を満たせば受給できる年金です。高齢者の老齢年金とは異なるもので、若い方でも対象になります。


A子A子

それって、お知らせか何か届くの?


社会保険労務士 佐藤恵社会保険労務士 佐藤恵

いいえ、障害年金を受給するためには、自ら請求し、障害状態を認定してもらう必要があります。


A子A子

私は該当するの? 認定されるのかな?


社会保険労務士 佐藤恵社会保険労務士 佐藤恵

障害年金は、まず年金機構に請求してみないと実際に該当するかどうかはわからないのです。
なので、上記の3つの要件を満たし、初診日から1年6ヶ月が過ぎていて、診断書をかいてもらえる状態なのであれば、まず請求してみると良いかもしれませんね。


A子A子

じゃあ、どこで何をすればいいの?


社会保険労務士 佐藤恵社会保険労務士 佐藤恵

まずは、年金事務所に行き、発病から現在に至るまでの経緯を話して、初診日を明確にします。
そして、保険料納付要件の確認を受け、その後、初診や現在それぞれの病院に診断書などを依頼します。あわせて、申立書等の書類作成もしれいかないといけませんね。


A子A子

初診日……。実は、はっきりとした診断がつくまでに何年もかかり、今の病院にたどりつくまでの10年間で20件以上の病院にかかっているんです……。どこが初診日なのか……?(*_*)


社会保険労務士 佐藤恵社会保険労務士 佐藤恵

初診日が不明確なままで請求すると、症状が重度であっても年金が不支給になってしまう場合もあります。初診日は年金を請求する上で非常に重要なポイントなんですよ。途中で転院したとしても、年金制度上はそのご病気の症状で「初めて医師の診察を受けた日」を初診日としますが、A子さんの場合、10年間の中で、現在のご病気との因果関係のある症状がどの時点からであったのか、今一度調べる必要がありそうですね。


A子A子

もう~(T_T)自分ではどうしたらいいのか……。


社会保険労務士 佐藤恵社会保険労務士 佐藤恵

大丈夫です!そんなときは、まずはご連絡下さい。初診の確認から一緒にやっていきます。
昔のことをよく覚えていないときも、一つずつ思い出しながら、最善の策を考えましょう!
年金は待っててもやってこない、自ら請求しないと受給できないのですから!


A子A子

そうか!まずは一歩動きださなきゃ!

なんとなく分かりましたか?

「とりあえず相談したい」と思った場合は、こちらのお問い合わせフォームから、ご連絡ください。

ここからは、より専門的な解説もしていきますね。

障害年金の適用条件の詳細

初診日要件

初診日とは、障害の原因となった傷病につき、初めて医師又は歯科医師の診療を受けた日をいいます。
診断名が確定した日ではなく、「初めて診療を受けた日」です。
初診日が大切なわけはこちら

保険料納付要件

初診日の前日において、初診日が属する月の前々月までの保険料の納付状況を確認します。
初診日が属する月の前々月までの直近1年間に未納がない、又は初診日が属する月の前々月までのすべての被保険者期間に3分の1以上の未納がなければ保険料納付要件は満たされていることになります。

障害状態要件

初診日から1年6か月を経過した日を障害認定日といいますが、この時点で障害状態に該当しているかどうかをいいます。
また、もし、この障害認定日の状態で障害等級に該当していなかったとしても、障害認定日以後65歳に達するまでの間に障害等級に該当する程度の障害状態になった場合はその時点で障害年金を請求することができます。

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いかがでしたか?
専門的な部分は、少し難しかったかも知れませんね。

繰り返しですが「とりあえず相談したい」と思った場合は、こちらのお問い合わせフォームから、ご連絡ください。