子供の頃に症状固定 その後は一部症状のフォローのみの通院状態で請求
【ご病名】二部頚椎症(20代 男性)
経緯
生後6か月頃に病名が判明した。幼少期はリハビリに通っていたが、症状の改善が見られなかったため終了した。以後は、調子が悪いときや診断書が必要なときのみ受診し、同病による排尿障害に伴う自己導尿フォローのために通院している。20歳になったため、障害年金の申請をしたいとのことで、就労移行支援事業所から相談を受けた。現在は終日車椅子で移動している。
結果
障害認定日(20歳に達した日)で障害基礎年金1級決定
まずは、初診の産院や小児科から調べました。大きくなってからは自己導尿のフォローのためだけの受診ではありましたが、長い間フォローしてくれていた泌尿器科の主治医が一番ご本人の障害状態を把握していると思われ、結局、泌尿器科医に診断書を記載していただきました。年金決定後、車椅子でも可能な就職が決まり、年金+お給料で自立した生活ができそうだと笑顔でご連絡をいただきました。
ポイント
難しいご病気の場合、どの診断書様式を使い、何科の医師に書いてもらうのが良いのか、場合によっては複数の別様式の診断書に記入してもらうという選択肢もあります。
ご本人の障害状態を的確に反映させた診断書を用意すべきです。