1年前に請求し不支給。弊所で新たに請求し3級が決定
【ご病名】重症筋無力症(40代 女性)
経緯
6年程前、物が二重に見える、かすむという目の不調と、声のかすれ等の体調不良があらわれた。いくつかの病院を受診しても原因がわからず、最終的には大学病院で確定診断に至った。徐々に症状の悪化がみられたため、1年前に専門家に依頼して年金請求したが、不支給決定を受けた。同じ病気関係の友人から弊所のことを聞き、もう一度年金請求をしてみようと考えた。
結果
事後重症で障害厚生年金3級決定
一度請求をされ、不支給となったとのことで、まずは初回に提出された書類のコピーを拝見いたしました。診断書の内容自体は、年金の対象となるような内容ではなく、かなり軽度に見受けられました。しかしながら、提出されていた申立書だけがかなり重く書かれており、診断書の内容と大きく乖離している印象を受けました。そのため、ご本人様から現在の就労状況や生活状況を改めて詳しくお伺いし、それを反映した診断書を新たに作成していただきました。申立書についても、ご本人様の実際の生活状況を具体的に反映した内容で作成いたしました。結果として、事後重症による3級の支給が決定され、「一度不支給だったので、今回もダメかと思っていました」と、その結果にご満足いただけました。
ポイント
申立書は、ただ「悪く」書けばよいというものではありません。診断書と申立書にあまりにも乖離があるのも好ましくありません。申立書は、必要以上に「悪く」書くのではなく、現在の状態を正確に理解してもらうために、事実に基づいて具体的に記載することが大切です。