退職後に請求(市職員共済)約3年半遡っての決定

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  3. 退職後に請求(市職員共済)約3年半遡っての決定(双極性感情障害)

【ご病名】双極性感情障害(30代 男性)

経緯

本州のとある市職員の時に発病し、初診を受けた。最初の病院ではうつ病との診断を受けたが、地元に戻ってから通院した病院では、双極性感情障害と診断された。退職後、デイケアや就労継続支援事業所A型に通所しており、社労士事務所への相談を考えていたところ、利用者間の雑談で弊所のことを聞き、ご連絡をいただいた。

結果

障害認定日で障害厚生(共済)年金3級決定

平成27年10月から、厚生年金と共済年金は統合されており、基本的には同じ制度です。しかし、共済組合に所属している時に初診日がある場合は、現在もそれぞれの共済組合に障害年金請求を行います。退職後ではありましたが、共済組合に所属している時に初診日がありましたので、共済組合とのやり取りが行われました。結果として、傷病手当金受給中と少し重複する時期もあり、一部返還しなければならない部分もありましたが、3年半程遡っての決定を受け、これでいろいろ考えて前に進むことができると喜んでいただけました。
また、偶然ではありますが、ネットや知人に聞いて弊所のことを調べていた際にA型事業所内の利用者同士の雑談で弊所の話が出てきて、それが最終的な決め手となり、ご連絡をいただけたとのことです。ちょっとしたことでも弊所の話が出ていると知り、とても嬉しく感じました。

ポイント

それぞれの共済組合には、独自の書類が必要な場合があります。そのため、所属していた共済組合の担当者様と連絡を取り合いながら進めます。辞めた組合に自分で電話をかけるのが気が引けるとおっしゃる方もいらっしゃいますが、弊所では共済組合とのやり取りをすべてこちらで行いますので、安心してお任せくださいね。