初診は20年以上前、5年程前に途中まで行うも完結できず。ようやく決まった障害基礎年金2級

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  3. 初診は20年以上前、5年程前に途中まで行うも完結できず。ようやく決まった障害基礎年金2級(双極性感情障害)

【ご病名】双極性感情障害(30代 女性)

経緯

元々真面目で手を抜けない性格であり、落ち込むことが多く、学生時代からメンタルクリニックに通院していた。社会人になってからは、身近な人の不幸や劣悪な職場環境が重なり、精神状態がさらに悪化した。長年にわたり通院と服薬治療を続けたが症状は改善せず、転院。転院先で双極性障害と診断された。
障害年金の請求を検討したものの、自身での手続きが難しく、書類の準備や対応が進まないまま、およそ5年間放置していた。

結果

事後重症で障害基礎年金2級決定

リワークの利用や就労移行支援事業所への通所、障害者雇用枠での勤務経験もありましたが、現在はどこにも通所しておらず、ほとんどの時間をご自宅で過ごされています。
家事についても一人で完結することが難しく、すべてご主人が担っておられるとのことでした。
病院のほかにカウンセリングルームも利用されていましたが、体調はなかなか安定せず、気持ちの高まりや落ち込みに振り回されることが多いと伺いました。
そのような気分の波が日常生活に支障をきたしていることを医師にも理解していただき、申立書にもその内容をしっかりと記載いたしました。
結果として、障害基礎年金2級が認定され、今後は年金を受給しながら、少しずつ社会復帰を目指していくという前向きなお言葉をいただきました。

ポイント

双極性障害の方は、躁状態(気持ちが高ぶっている状態)だけに注目すると、一見、日常生活が問題なく送れているように見えることがあります。しかし実際には、その高揚感の反動として行動や気持ちが一気に落ち込み、気分の波にご本人自身が翻弄され、非常に疲弊しているケースが少なくありません。
こうした気持ちの波による困りごとも、障害年金の申請における重要な要素の一つです。
申立書には、気分の上下によって日常生活にどのような支障が出ているのかを具体的に記載することが大切です。