心身ともにギリギリの状態の介護うつ。医療機関の勧めで年金請求し、障害基礎年金2級決定

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【ご病名】うつ病(50代 女性)

経緯

両親の介護に翻弄され、徐々に体調を崩していった。しかし、自分のことは後回しにしてしまい、なかなか病院に行かなかった。ところが、ついに限界がきて救急搬送された。その後、精神的なものが原因である可能性を示唆され、精神科を受診し、うつ病と診断された。さらに、メンタルクリニックで障害年金の制度を聞き、弊所に相談があった。

結果

事後重症で障害基礎年金2級決定

現在は認知症の母親と共に過ごし、自分のことはほとんど何もできないまま一日が終わっていました。さらに、ほとんど動けない母親に対して泣かすほど怒鳴ってしまうなど、感情のコントロールができず、そのたびに自己嫌悪に陥ることも多かったようです。不眠症状も強く、夜中に何度も目が覚めてしまい、そのうえ、入浴や食事など自分のこともままならない状態であることがわかりました。そこで、母親の介護のために自分のことがどのくらいできていないかを申立書に詳細に記載しました。その結果、年金が決定し、もう少し自分のことも考えるようにするとお話しされていました。

ポイント

「介護ができている」=「他者のお世話もできるくらい元気である」と思われかねないため、実際の生活状態がどのようなものなのかを詳細に記載する必要があります。例えば、自身は「全く食べない」「入浴もほとんどできない」「掃除も着替えもしない」「介護のためだけに動いている」という状態では、日常生活ができているとはいえません。さらに、極度の不安感や不信感から外部の人を家に入れることを拒み、福祉サービスをあえて受けていないというケースも多く見られます。そのため、なぜ福祉サービスを受けていないのか(あるいは受けられないのか)、実際の生活状況はどのような状態なのかを、弊所では詳しくヒアリングした上で申立書を作成しています。