その他難病
遺伝性の原疾患からの全身症状と知的退行あり(色素性乾皮症)

20歳に達したことを機に、上記傷病名で障害年金用診断書(その他障害用)を医師に作成依頼し、母親が途中まで請求手続きを進めた。しかし、年金機構から「その他障害用の診断書のみでは判断ができないため、知的障害については精神の障害用の診断書も提出するように」との指示を受けた。精神の障害用診断書をどこの病院に、どのように依頼すべきか、また申立書をどう書くべきか判断できず混乱したため、相談支援室を通じて当事務所に相談が寄せられた。

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高次脳機能障害(ピックアップ事例)
交通事故後の後遺症 障害認定日から3か月以内の時期に受診していなかった事例(高次脳機能障害)

【交通事故後の後遺症 障害認定日から3か月以内の時期に受診していなかった事例(高次脳機能障害)】交通事故で脳挫傷を負い、その後、高次脳機能障害という後遺障害を発症した。障害年金という制度自体は知らなかったが、通所していた就労移行支援事業所からこの制度を利用してはどうかと弊所を紹介され、お父様から連絡があった。

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心臓(ピックアップ事例)
生後間もなく病名判明、大人になってから状態悪化での請求(単心室症)

生後間もなく、産院で呼吸に異常があると指摘され、退院後すぐに大きな病院を受診するよう指示された。そこで非常に珍しい「単心室症」と診断された。以後、幼少期と小学生の頃に二度にわたり手術を受けた。遠足や体育、運動会を見学するなど、周囲の温かい配慮やサポートを受けながら、学校生活をなんとか送った。
大人になってからも通院を続けつつ安静に過ごしていたが、令和二年頃から心臓が激しく鼓動するような違和感が強まり、令和三年にペースメーカーを装着した。障害年金の対象に該当するのではないかと考え、相談に至った。

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腎臓
まさか対象になるなんて?ご本人は半信半疑での請求ながら「がん」で遡り決定!(右腎癌)

【まさか対象になるなんて?ご本人は半信半疑での請求ながら「がん」で遡り決定!(右腎癌)】厚生年金に加入中、突如として腎臓がんが判明した。その時点ですでに、骨が溶けるほど病状が進行していた。経営者であるため、なんとか仕事は続けているものの、最近は特に疲れやすくなっている。
ある日、仕事の移動中に社会保険労務士会の広告を目にし、「がんでも障害年金を受給できる」という内容を知った。「まさか自分が対象になるとは思わなかったが……」と、少し遠慮がちに連絡をくれた。

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肢体
10年以上前から強直性脊椎炎で障害等級3級。この度症状が悪化し額の改定を希望(強直性脊椎炎)

【10年以上前から強直性脊椎炎で障害等級3級。この度症状が悪化し額の改定を希望(強直性脊椎炎)】10年以上前から「強直性脊椎炎」で障害厚生年金3級を受給していた。この度、全く別の傷病を発症したが、その傷病については1年6か月を経過していなかった。現在は職場に在籍しているが、今後休職になる予定である。長年勤めていた職務を継続することも難しく、傷病手当金などの制度を利用すべきか、早急に退職して失業保険を受給すべきか、何をいつどうすればよいのかわからず、かなり混乱した様子で連絡を受けた。

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