肢体
遷延性意識障害での請求(蘇生後脳症・遷延性意識障害)

先天性水頭症等があり、通院を続けながらも、中学1年生までは通常通りの生活を送った。しかし、12歳の頃にけいれんと心停止を起こし、蘇生後に遷延性意識障害と診断された。気管切開、人工呼吸器管理、胃瘻造設を行った。現在は、家族の強い思いもあり、在宅にて訪問看護を受けながら自宅療養を続けている。20歳になったため、障害年金を申請したいとのことで、家族から連絡があった。

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肢体
先天性の身体的疾患でありながら社会的治癒立証で障害厚生年金での請求(先天性ミオパチー)

【先天性の身体的疾患でありながら社会的治癒立証で障害厚生年金での請求(先天性ミオパチー)】25年前、なんとなく肩に違和感があり、大学病院を受診。この時、特に病名は告げられず、湿布だけの処方のみで、その後一切医療機関の受診はなく、普通に労働し、生活をしていた。そこから20年後、肩から腰にかけての明らかな違和感と脱力感が現れ、3件目の病院で病名が特定された。障害年金の対象になるのか半信半疑でご連絡。

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その他難病
労災、第三者行為災害、傷病手当金、障害厚生年金、すべてが絡んだ請求(脳脊髄液減少症)

【労災、第三者行為災害、傷病手当金、障害厚生年金、すべてが絡んだ請求(脳脊髄液減少症)】通勤途中に発生した交通事故後、ケガは労災保険に基づき認定されたが、労災給付は症状固定として終了した。その後、一度職場復帰を試みたが、原因不明の体調不良に悩まされ、複数の病院を受診した結果、傷病名が確定した。その後、同じ傷病名に基づき、傷病手当金を数か月前まで受給していた。職場復帰の見通しが立たず、障害年金の申請を検討した。

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その他難病(ピックアップ事例)
交通事故 労災との併給調整ありの請求(脳脊髄液減少症)

交通事故後、起立性頭痛などの症状に悩まされ、知人から「脳脊髄液減少症ではないか」と指摘された。その後、複数の病院を受診し、専門の医療機関で脳脊髄液減少症と診断された。現在は休職中で、労災保険から休業給付を受給しているが、今後の生活の見通しを立てるため、障害年金の請求を検討した。

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うつ病
精神疾患の社会的治癒が3年9ヵ月で認められた事例(反復性うつ病)

大学生の頃、気分の落ち込みや朝起きられない等の症状で学内の心療内科を受診し、起立性調節障害とうつ状態と診断された。在学中は時々服薬していた。就職を機に引っ越しをし、一度地元の心療内科を受診するも1回で終診となった。その後はフルタイム勤務を継続し、スキルアップのために転職も経験した。最後に精神科を受診してから3年9ヵ月が経過した後、職場の人間関係のトラブルや嫌がらせなどで強い落ち込みがあらわれ、病院を受診。この時、初めて「うつ病」と診断された。

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