過去4年半ほど遡って障害基礎年金2級が支給
【ご病名】広汎性発達障害(30代 女性)
経緯
出生時に異常はなく、発達について指摘を受けることもなかった。小学校・中学校・高等学校は普通学級に通学し、最終学歴は大学である。授業の理解に苦労することはあったが、医療機関を受診することはなかった。
その後、就職したが、いずれの職場でもうまくいかず、数か月で解雇になることが続いた。その様子を見た母親の提案で病院を受診し、当初は適応障害と診断され、後に発達障害と診断された。医療機関で障害年金制度の説明を受け、インターネットで弊所のホームページを見つけ、相談に至った。
結果
障害認定日で障害基礎年金2級決定
障害認定日の頃から現在まで、ほぼ継続して就労していた時期はなく、就職が決まってもミスを繰り返し、職場での人間関係が悪化して解雇されることを繰り返していました。日常生活においても家事などを一人ではうまく完結できず、同居するお母様のサポートが不可欠でした。そこで、職場での様子やお母様がいなければ生活が成り立たない状態であることを申立書に詳細に記載し、障害基礎年金が約4年半遡及して支給されました。まとまった年金が入ったことで、グループホームでの生活や障害者雇用での働き方など、将来に向けた選択肢が増えたとお喜びいただけました。
ポイント
遡及請求を行う場合は、障害認定日頃、障害認定日から現在まで、そして現在(最新の状態)について、それぞれ就労先での様子や家庭内での日常生活の様子をしっかりと記載する必要があります。これらの記載が不十分な場合は、書類が返戻となり、年金機構からさらに詳しい日常生活の様子の記載を求められることがあります。