精神的なご病気『双極性障害』
【ご自身で途中まで手続きを進めるも途中で行き詰まり…】
◆ ご病名 双極性感情障害・知的障害 40代男性
自分では物事の良し悪しの判断ができず、小学生の頃から、近所に住む年上の友人の影響でかなり生活が乱れていた。大人になってからは、気持ちの高揚や落ち込みを繰り返し、精神科を受診。双極性感情障害と診断をされた。ご自身で障害年金請求をしようとしていたが、途中で手続きに行き詰まり、相談室からの紹介で弊所に繋がった。
◆結果 事後重症 障害基礎年金2級決定
精神科への通院歴も既に10年を超えており、病院も転々としていることから、ご自身で全ての書類を作成することは難しいようでした。
ご本人からのヒアリングはもちろん行いましたが、それだけでは時系列がはっきりしない部分もあったので、相談室の方からも状況も伺い、知的障害者更生相談所の資料も入手して、病歴・就労状況等申立書を作成していきました。ずっと請求まで辿り着けずにいたようでしたので、2級が決定し大変喜んでいただけました。
◆ポイント
ご本人様の手続きなので、もちろんご本人様にお話を伺いますが、ご本人様だけではご説明が難しい場合、ご本人様にご了承の上ご家族様からお話を伺う場合もあります。しかしながら、ご家族様とも何かしらの理由で連絡が取れない(取りづらい)場合は、手元にある情報をなんとか集めながら申立書を作っています。ゆっくり少しずつ糸口を見つけてなんとか提出まで繋げていますのでご安心ください。