【認定日時点では透析前であったので3級 その後2級に改定(慢性腎不全)】

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身体のご病気『腎臓』

【認定日時点では透析前であったので3級 その後2級に改定】

◆ご病名 慢性腎不全(透析) 30代男性

急激な視力の悪化を感じて眼科に行ったところ、「糖尿病性網膜症」と診断をされ、すぐに総合病院での治療を勧められた。その後は治療を受けていたが、徐々に腎臓の状態が悪化。1年程前から人工透析に至り、ホームページより弊所にご相談いただいた。

◆結果 障害厚生年金 障害認定日で3級決定 透析後2級に改定

これまで糖尿病と言われたことは全くなく、視力の悪化で眼科を受診し、初めて「糖尿病性網膜症」と言われたとのことでしたので、糖尿病の初診日はこの眼科を初めて受診した日です。そして、糖尿病の悪化により、人工透析に至ったので、この眼科の初診の書類を提出して、障害認定日請求をし、障害等級3級が決定。その後、透析が開始されていましたので、2級に改定になりました。

◆ポイント

透析に至っている方は、認定基準としては明確に2級と決まっています。しかし、程度として該当するとはわかっていても、初診日がどこになるか?ということで悩まれる方も多いようです。初診日は、あくまでも初めてその症状で医師の診療を受けた日です。
上記の方の場合、眼の症状があらわれて眼科に行くまで病院には行かなかったのですから、眼科の初診日が糖尿病の初診日となります。