【生後10か月頃のケガが原因の中度精神遅滞 40代になって初めての請求(中度精神遅滞)】

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精神的なご病気『知的障害・発達障害』

【生後10か月頃のケガが原因の中度精神遅滞 40代になって初めての請求】

◆ ご病名 中度精神遅滞 40代男性

生後10か月頃転倒。頭部を強打し脳内出血をきたした。身体症状は成長とともにある程度回復したが、知的障害が残存。小学校は普通学級、中学校は特別支援学級、高校は高等養護学校に進学。療育手帳は高校生の頃に取得(B-)。
高等養護学校卒業後、障害者雇用枠で地元のクリーニング店で働いていたが、障害に理解のあった社長がお亡くなりになり、勤務先自体が無くなってしまった。その後は就労もできず、父親が生活支援センター等に相談して、弊所に繋がった。

◆結果 事後重症 障害基礎年金2級決定

40代後半に至るまでに、何度も区役所等の行政機関から、障害年金の請求を促されていたにも関わらず、本人が理解できず、また、両親も手続き事が苦手であったことから、長年障害年金請求をしないままに、月日が経過していました。
今回、生活支援センターにお父様が相談をされたことで、今後の生活に、障害年金は必要不可欠であるとご両親共々納得をされ、弊所が代行して請求。基礎年金2級が決定しました。

◆ポイント

障害に理解のある社長のもとで、長年働くことが出来たのは、とても良かったのですが、社長の存在を失った途端、生活が崩れてしまいました。
こういったケースは珍しくなく、ご両親様がご高齢になればなるほど、今までの経緯が分からず、請求も難しくなります。
頼れる相談機関はたくさんありますので、まずは相談室等に相談してみてください。
もちろん、必要がある場合は、弊所からも必要な機関にお繋ぎ致します。