精神的なご病気『知的障害・発達障害』
【一度不支給を受けてから8か月後に再度請求】
◆ご病名 注意欠陥多動性障害 30代女性
子供の頃から生きづらさやコミュニケーションの不得手を感じていたが、医療機関の受診はなかった。大人になってから、人間関係に悩み病院を受診。
自身で障害年金を請求するも、一度不支給決定を受けた。
現在は、一般の事業所の一般雇用枠で、クローズで勤務していたが、直属の上司にだけは話し、相当な配慮化で仕事をしていた。それでも仕事を続けることに疲弊し、もう一度年金請求を考え、弊所にご連絡。
◆結果 事後重症 障害基礎年金2級決定
一度不支給になったということでしたが、ご本人から状況をしっかりと伺いました。医師に対して抵抗感があり思うように話せないことや、二次障害としての不安感や気持ちの落ち込みがあること。現在の日常生活の様子と職場での配慮の様子を病歴・就労状況等申立書に細かく記載しました。
一度不支給を受けていたので、結果までとても不安そうでしたが、今回は良い結果が出て喜んでもらえました。その後は、「これで無理せず体調を一番に考えて生活ができる、安心した。」と仰っていただけました。
◆ポイント
一度不支給決定を受けても、次の請求では認められる場合があります。
また、仕事をしている事だけをもって、年金が不支給になるわけではありません。どういった状況下でのお仕事なのかをしっかり申立書に記載することが必要ですね。