【ここ数年で急激に症状が悪化 事後重症で請求し2級が決定(多発性硬化症)】

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身体のご病気『肢体』

【ここ数年で急激に症状が悪化 事後重症で請求し2級が決定】

◆ご病名 多発性硬化症 40代女性

15年程前からふらつきやめまいが出現。激しい頭痛のため、嘔吐することもあり、脳神経外科を受診。当初は、なかなか原因がわからなかったが、いくつか転院を重ね、やっと上記の病名が判明した。数年前から急激に症状が悪化し、障害年金の対象になるのではないかと、お父様からご連絡いただいた。

◆結果 事後重症 障害基礎年金2級決定

ご本人様とご家族様からお話を伺ったところ、ここ数年で急激に症状が悪化し、お仕事もお辞めになって、現在は日常生活の様々な部分でご両親様の手助けを必要としているとのことでした。
申立書には特に現在の日常生活の様子の細かい部分(手足はどのくらい動くのか、細かい指の動きはどのくらいで、どういった動きならばできるのか等)を記載しました。
事後重症請求で障害等級2級が決まりました。

◆ポイント

肢体の障害用診断書には細かく「つまむ、握る、絞る、結ぶ等の指の動き、匙を使う、着替えの様子、片足立ち、歩行状態等」を4段階で記載する部分があります。
しかしながら、ご病気の内容はそれぞれですから、この診断書の4段階だけでは伝えきれないこともあると思います。どこのどの部分が動かしづらいのか、どこが動かしづらいから日常生活にどんな影響が出ているのか、細かく申立書に記載することで、より生活の不自由さが伝わりやすいです。